2005-10-06-Thursday
_ [日常][仕事]今日から後期の講義
今日から前期とはまた別の意味で、全く知らない分野の講義を担当する。前期は最後のほう自転車操業どころの話じゃなくてノイローゼになるかと思い(そう思った時点で健康なのだろう)、二度とあの辛さは繰り返したくないと懲りたはずなのに、結局後期も同じことを繰り返すことになりそう。でも前期は1年必修科目だったけど、後期は2年選択科目なので、負担はかなり軽い。今回は少し韓国の話もできたらいいなと思う。ただ韓国のものは、90分講義に使えそうな資料があまりなさそうなので、それはそれでかえって準備が大変かも。とりあえず初日はガイダンスということで、大きなことを適当にしゃべってくる。木曜5限なんて、私だったら取りたくない時間帯だけど、一体どれだけ学生が来るだろう?3人とかだったら、語学ならともかく、講義はやりにくいだろうなぁ・・・。
_ [日常][仕事]ビクビクのガイダンスになった
階段教室の無駄に広いところに、学生は15人くらい座っていた。一学年の4分の1以上が選んでくれた。人数の違い、必修・選択の違いでこんなにも圧迫感が減るものかと驚いた。数百人相手の講義をこなす先生って、想像を絶するようなパワーの持ち主なのね。そう考えるとアメリカの大統領ってすごいなあ。
一人どう見ても19〜20歳には見えない人が座っていた。母よりはちょっと若いか?その人も2年生だというから社会人入学でもしたのだろう。母が我が母校G大1年生として勉強してた時、女の子より男の子の方が気軽に話してくれるから、一緒にお弁当食べておかずは分けてあげてるとか話してたが、今日のその方もそんな感じだった。女の子ってなぜかグループ作るもんね。
んで申し訳ないけどこちらは来週から、またもや知らない話を知ったかぶりして話さないといけない。なのにそんな年配で(=今回話す内容は明らかに私よりその方の方が色々と知ってるのではと思う)熱心そうな人が前に座って、私の一言一言にウンウン頷いたり、納得できないのか頷かなかったりしていて、聞いてくれてるのは嬉しいが、かなり慎重になってしまう。それで今日はガイダンスなのに早速ひるんでしまった。本当はあれこれ適当にしゃべろうと思ってたのだが、ほとんど話せずガイダンスはあっという間に終わってしまった。はぁ。
ところで最後にアンケート書いてもらったら、一枚だけえらくきちんとした字で「シラバスにありました(16?世紀○×絵画のご研究と)その内容に大変興味をそそられましてstasi先生のご講義を受けたいと思いました」とあった。きっとそのおばさんに違いない。世の中にはそんな風に思ってくれる人がいるんだと思ったら正直に嬉しかったけど、今回の講義で話すには相当のこじつけをしないといけないし・・・やれやれ。後期は前期とは別の面でエネルギー吸い取られそう。
Before...
_ stasi [さぁっすがmayumi-mさん!面白い話に頭が刺激された後のビールは、これまたおいしいでしょうねえ!(^O^) あ〜..]
_ がんちゃん [修了生の聴講制度を使って、講義に出てるんだけど、うまく口を挟んで、それなりに議論を盛り上げて、時間内に終わらせるのっ..]
_ stasi [私のゼミは2コマ分の時間(90分×2+15分休憩)が確保されていて、それでも話し終わらなければ続きは(という言い訳で..]