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stasiの日々


2005-06-19-Sunday

_ [日常]講義準備

何もやってなかった。ネタも決まってなかった。異分野開拓ドキドキ講義でも、自転車操業ができるようになってきたってことだ。って褒められることじゃないね。

午前2時すぎ、講義準備最低ライン終了。よくわからんがサッカー見ながら赤ワインを飲む。(私だけ。夫は先にビール飲んだから要らないらしい)→どうも夫もワインは飲みたかったらしい。一人で勝手に飲んでしまった〜。でももう瓶は空っぽだー。

_ [仕事]メモ

マイク・ビドロ ネオ・ダダ マグリット フィリップ・ハルスマン


2006-06-19-Monday イギリス WS初日

_ []田舎へ移動

寮で朝食をとった後、バスで合宿所へ移動する。途中ドライブインで休憩した時、体重・身長を測る機械(身長は、頭上にストンと乗せる測りが無かったので光か何かで測るのか?)を見つけた。有料なのでやらなかったが。

窓からの景色はどんどん田舎になっていき、しまいには畑しか見えなくなる。合宿所はサフォーク州の修道院施設。修道女のための施設でイギリスでは大変珍しいとのこと。同じ敷地に教会やプール、ガーデン、幼稚園などもあるが、周り一面は畑、畑、畑。宿泊施設と会議場は同じ建物(外から見たら別の建物かも?)だったが、建物内の部屋は細長い通路でつながっていて正に迷路のよう。

_ [][]修道院での昼食

半セルフサービス式の食事。給食のようにお皿を持って給仕の前に進んで、とってもらう (選択肢はベジタリアンか否か、しかない)。初回昼食はエビフライ(prawn)とポテトフライとグリーンピース、適当に野菜。全然味がついていないのでケチャップやタルタルソースなど自分で味をつける。デザートはアップルパイ。それがアップルパイも驚くほど味がついていない上(全然甘くなくて驚き)、パイ生地も全くバターっぽくない。でもしっとりしたアップルパイに仕上がっていて、結構おいしい。ちょっと甘みのあるカスタードソースをたっぷりかけると、ちょうど良い旨味となる。

夕食は、豚肉のステーキにグレイビーソースをかけたものと、ソテーした人参・マッシュルーム・じゃがいも・キャベツの付け合せ。(たしか)デザートはシュークリームの皮で、イギリスでは何とかというお菓子らしい。チョコレートソースやキャラメルソースをかけて食べる。これが結構おいしい。

_ [][研究]研究会

午後、研究会開始。日本から来た皆はまだ英語に慣れていないので日本語でペラペラ対応することになり、欧米出身者はベラベラ英語で話すし、きっとペラペラ日本語は聞き取れてない人も多いだろうしで、両者の間でいまいちコミュニケーション取れないまま終わってしまった感があった。でも活発な質疑応答であっという間に数時間が経つ。

_ [][]ビールを求めて1時間さまよう

寮の一室を借りてワインパーティーが開かれた。途中、日本からいらしたお二人の先生方と最寄り村に1軒だけあるパブに行こうという話になり、学生数名と共に会場を抜け出す。宿の主人に地図を描いてもらってパブを探して畑道をてくてく歩くが、20分経っても村は現れない。仕方がないので前に続く道をひたすら歩いていくと、ようやく人家が見えてきて、郵便局も発見。この辺りに違いない!

人とすれ違う度に道を聞くが、言われた通り歩いても全然行き当たらない。結局パブを探して若造の私達は村の隅から隅まで走りまわった。そして1時間近く経った頃、ようやく見つかった。若者からおじいさんおばあさんまでが集う、なんともいい味だしてるパブだった。21時半頃着いたので、もう台所は片付けてしまったと最初は断られたが、おばさんはおつまみを作ってくれた。それが昼間も食べたエビフライで、おいしかったけどさすがにお腹いっぱいだ。フットボールファンの酔っ払ったおじさんが、コップを持ってやってきて、明日のイングランドVSスウェーデン戦の賭けをしようという。男性陳は1ポンドずつコップに入れ、明日の夜共に観戦することを約束する。

修道院の門限は23時なので、1時間くらい飲んでタクシーを呼んで慌てて帰る。時差ぼけもあってまだまだ元気だったので、大御所のT先生にはおやすみなさいを言って、S先生のお部屋で皆でウィスキーを飲みながら、色々なお話を伺ったり、お叱りを受けたり、まったり過す。3時過ぎ解散。