2005-06-20-Monday
_ [日常]コメント付レポート返却
学生にレポートを返却した。「〜さん/コメント数行」の形式でプリントアウトし、それを昔オケ譜を手作りした時みたいに(懐かしい!)短冊に切って、各レポートにホチキスでとめたのだ。結構な手間隙で自分でもバッカジャナイ?と思ったりしたが、学生の反応はまずまずだった。「わー一人一人ちがーう!」「わーほんとだー」と聞こえてきたりした。しめしめ。
ところで、町の落書きと同じで、おしゃべりも伝染する。今日は改めて認識した。仲良し数人組が楽しそうにおしゃべりをするので、それが伝染してあちこちでおしゃべりが始まるということを。今日は仲良し組がそろってサボってたので、集中してしゃべることができた。こんなの久しぶりだ。
次回レポート課題を提示した。レポート内容を説明するために、ちょっと自分の研究分野に近い所の話をした。そしたら1枚の画像しか見せてないのに次から次へと色々な話が頭の中で湧いてきた。伝えたいことがいっぱいあって、色々な言葉でそれを言い換えることができる。それで時間もどんどん過ぎてゆく。いつも未開拓領域の話をしているので、時間が余っても適当に話を膨らませて対応するという技が全く使えないのだ。それってかなりの負担になってることが分かった。
2006-06-20-Tuesday イギリスWS二日目
_ [旅]
午前中は研究会。昨夜、飲み部屋で先生に指摘された点について少しでも改善しようと努める・・・がそう簡単に行動に移せるものでもない。
午後、バスでイースト・アングリア地方の中心都市ノーリッジへ向かう。車内で町の説明を受ける。町の中心には川が流れているが、海を隔ててフランドル地方とつながっていて、17世紀頃はブリテン最大の交易都市の一つだった。コンスタブルはこの辺りの風景を絵に描いている。ロンドンは産業が発達して都市が大きくなったが、ここは今も中世都市と変わらぬ大きさで、現在も中世の町並みを残している、などなど。
40分くらいして、今回のワークショップ主催のS研究所へ到着。建物に案内されると、昼食にビュッフェを用意しました!と言われるが、乾き物の前菜みたいなモノばかりが並んでいて、腹ペコだった私は一瞬失望する。これで全員のお腹は満たされるのか?・・・ところが色々な種類をちょっとずつ食べたら、あっという間にお腹はいっぱいになり、また一つ一つがどれも美味しくて(初めて食べるものばかりだった)驚いた。ユダヤ人を夫に持つ研究仲間は、いつも家で似たようなものを食べていて、これは地中海料理だと話していた。
食後、WS主催スタッフの案内するカテドラルツアーに参加する。彼はカテドラルでD論を書いたとのことで、大変詳しく色々な説明をしてくれた。ここの聖堂は1096年建立のノルマン様式(その後色々と手は加わっている)。聖堂内は荘厳さ、質実さと共に温もりのある空間だった。
町をぶらりとしてから(イングランド戦に備えてか、町に人がほとんどいなかった、あるいはユニフォームを着た人とすれ違うくらい)、夕食へ。タイ料理。これでもか!という程たくさん食べた。なかなかの味だったと思う。
夜11時頃か、宿(修道院)に到着。さすがに疲れたし眠い。しかし明日発表だから、飛行機内で直した部分や、こっちで指摘されたイギリス式のスペルなど、パワポ上でも幾つか修正が必要。そういえば幾つかまだ英語に直してない説明文があったんだっけ。原稿を眺めるも1時過ぎには陥落。諦めて明朝早起きすることにしよう・・・。