2005-05-08-Sunday
_ [日常][仕事]講義準備をしながら
朝起きてから夜寝るまで必死で講義準備。日が変わる前には準備は終了したが、いまいち今までのように「よっしゃ!」という気持ちになれない。今回は、お話自体はだいぶ前から決めていたのだが、それをどう見せるかという、プレゼンの良い方法がなかなか思い浮かばなくて、かなり準備に手間取ってしまった。というのも、数回だが授業をやってみて、見せ方によって学生の反応が結構変わることが分かったのだ。それで折角同じ苦労をして準備するなら、一人でも多くの人の記憶に残るような話をしなければと考えるようになってしまった。しかし自分がそんなに毎回印象に残るような面白い授業を受けたこともないし、結局大した方法は思いつかないまま時間切れとなってしまった。それが理想とは遠くていまいち消化不良なのかもしれない。
自分の経験から、詰まらない話や難しい話でも、少しでも自分に関わりがあると思うと途端に興味をもって接することができる。だから講義もただ教養のためじゃなくて、なるべく君達自身に関係するんだよということを伝えたい。全員が集中して聞いてくれなくてもいいけど、少なくとも授業中のお喋りを直接注意しなくても済む状況を、講義の中で作り出したいと思っているのだ。
単に授業内容を考えて準備するだけでも大変なのに、生まれて初めての講義でいきなり1年生必修科目の担当になってしまい、彼らのモチベーションをいかに高くするかで考えなきゃいけない(考えなくても良いのだが達観できるほど大人じゃない)点は荷が重い。
2006-05-08-Monday
_ [日常]日本語は難しい
発表原稿日本語チェックを直接確認するため、昼過ぎ、Pリンさんに会いに大学へ行く。しかしPリンさんの研究室はルームメイトがいておしゃべりができないというので、Pリンさんのレジデンスに歩いて移動。
図版を見せてもらうと、説明部分で直しの必要な箇所が結構たくさんあり、結局2時間近くかかってしまった。でも時間かかった最大の原因は、日本語の名詞がなかなか思いつかなかったことだろう。
「櫓」は「やぐら」とも読むのだー。屋根上の櫓上に垂直に立ってる棒は幟でいいのか、他に固有名詞はあるのか?そもそも変てこなボンボリ(?)みたいなのは何だー?なんで屋根の上に木が立ってるのだ?!横断幕なのか旗なのか、などなど。
問題山積みだったが、とりあえず解決させた後、麻布十番のスタバでクッキーとコーヒーをご馳走になる。数時間近くあれやこれや楽しくお話して、夜になって慌てて帰宅。
夜、明日の講義準備。今回の科目は以前とは比較にならないほど楽。本業だとは思ってないのだから(手を抜いてるという意味ではない、それどころか全力尽くしてしゃべってるぞ!)、この程度の負担が本来あるべき姿だよな。