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stasiの日々


2006-08-29-Tuesday

_ [日常]日本語のうた

徐々に悲惨さに深度が増す日々。もっともこんな風に日記が書ける元気な時だから「悲惨」だと思うのであって、悲惨真っ只中にいる時はそんな自覚さえ持つ余裕がない。

今日もこのまま寝たきりで終わるものと思っていたが、夜、ふとiTUNESを合唱曲集に合わせてみた。最初に木下牧子の曲が流れ、言葉を噛み締めながら聞いている内に、ここ長いこと思考を止めていた何かがひゅっと解け、突然様々な思いが溢れてきた。そして私を奮い立たせてくれた。久しぶりに日記を書く気力も生まれた。

日本語のもつ力と人の声が、こんなにも心に響き、大きな励ましになることがあるとは考えたこともなかった。美しい詩と美しいハーモニーを作った作家さんに、そしてそもそも合唱曲の素晴らしさを教えてくれた夫に心から感謝。