2008-07-04-Friday [長年日記]
_ [日常]折り紙教室
先日母から送られてきた荷物の中に、七夕用の笹(プラスチック製)と折り紙セットが入っていた。一人で作るのもつまらないし、以前から何か機会を見つけてと思っていたので、アメリカのHCさんと、イギリスのHPさん&子供たちを誘ってみた。企画したのは良いが、折り紙なんて小学校低学年以降触った覚えもない。それで昨日からネットで折り方を検索して一人で復習&予習大会を繰り広げて結構大変だった。まあ折り紙自体はかなり楽しめたから良いのだけど。でも結局子供達を対象とした折り紙だったので、ほとんど「折り」紙にはならず、ハサミを使って天の橋等のアミアミを作って終わってしまった。子供に折り紙を教えるのは難しい。それに英語で説明するのはもう少し下調べが必要だった。HPさんはイチゴゼリーを持ってきてくれた。夕方はHCさんのご主人Jさんも加わって、しばらく立ち話など。娘は年上の友達に遊んでもらって、とても嬉しそうだった。夜、時間ができたのに全く仕事する気にならず。
2008-07-08-Tuesday [長年日記]
_ [仕事]
散らかってる部屋や溜まったゴミとは違って、自分のデスクワークは自分で片付けるしかない。当たり前だけど。午前中から、大幅に締切の過ぎた原稿に赤を入れ始めた。頭がすっかり鈍っていて、1段落読み終えただけで既に一日分働いた気分で、台所のお菓子コーナーに何度も通っている。
ところで日本の皆は相変わらず週末も昼夜も問わず、せっせと働いているらしい。私が日本時間の夜中(こちらの昼間)や週末に仕事メールを出しても、携帯メールからでさえ返事が戻ってくるのだからすごい。皆は一体いつ休んでいるのだろう?家族に怒られないのかなあ。
_ [日常]
昼過ぎ、DAIにDVDを返却しに行ったのだが、着くまでが大変だった。いつものバス停に31番ではないバスが来たのだ。でもバス停の標識を見ても31番としか書いてないし、運転手さんがバスの表示を変更し忘れたのだろうと思った。バスの中は中学生くらいの子供達がいっぱい乗っていた。私は翻訳原稿を読みながら、さてそろそろ着くかなと窓の外を見たら、あれ・・・ここはどこだ?ネッカー河南側に着かなきゃいけないのに、北側をひたすら真っ直ぐ走っていて、古城が目の前に見えてきた。ぎょ〜これは大変だ、どこか違う街に連れていかれてしまう。気付くのが早くて良かった。慌てて降りてひたすら歩いて戻った。古い橋をわたって旧市街の通りへ出ると、観光客らしき人々が沢山いて、しかも見慣れない物乞いやストリートミュージシャンが何人もいた。観光客達は、あの物乞いやミュージシャン達が一年中ハイデルベルクの街にいると考えるだろう。なんだかねえ。
DMで保育園に預ける瓶の離乳食を一週間分購入。ついでにそろそろ切れてしまう化粧水を探したが、下調べをしていなかったので、どれが化粧水なのか今日も分からなかった。先日、Lotionと書かれたセバメドのを買ったのだが、なんと白いクリームが出てきたのだ。これ化粧水?
今日は保育園16時まで。鼻風邪を引き始めたし少々心配だったが、お迎えに行ったら、なかなか帰りたがらず、楽しく過していたようだ。良かった。
2008-07-09-Wednesday [長年日記]
_ [育児]保育園「sommerfest 2008」の案内
ぐぐる翻訳のメモ。
Here are some organizational things:
The children meet to clock 14.45 in their groups to prepare for their performances, which will take place against clock 15.15.
After the performances, the children in the care of parents fired. Then parents and children together the family Parcours deny and at the buffet.
Of course, the success of the afternoon without the help of our parents. We need help with construction and dismantling won tables and benches and, of course, contributions to a colorful buffet. For hot beverages such as coffee and tea in Isolierkannen there will be a list, cold drinks, we will obtain and sell. CONTRIBUTES TO YOU PLEASE LISTEN ON.
To the waste mountain small to hold it would be nice if every family crockery and cutlery from home brings.
2008-07-11-Friday [長年日記]
_ [日常]昼は翻訳、夜は古城でオペラ
昼間はひたすら翻訳原稿に赤を入れたが、全然終わらず時間切れ。この忙しい時に夫は私にオペラのチケットを買ってきていて、私はこれから一人でオペラを観に行く。この原稿どうするよ。
_ [イベント]「セビリアの理髪師」
とか思ってたけど、ハイデルベルクのお城でのオペラ(セビリアの理髪師)はとても面白くて観にいって良かった。ガレリア座の舞台に通じるところが多々あった。あっという間に3時間が過ぎた。オペラを見ながら笑いを堪えるのにあんなに辛い思いをしたのは初めて。演出がすばらしいし、歌も上手で何より役者揃いで、舞台とオケは距離的にちょっと離れているのにとても良い一体感があって、トータルとして満足感いっぱいだった。オケも歌い手も決して人数は多くないのに、客席にまで、ものすごい強いものが伝わってきた。人数の問題じゃないのね。山の中での演奏なので、風が吹くと木々がざわざわざわと音を立てていて、それもまたすてきだった。日が暮れると共に空気は徐々に冷たくなってきたが、配られたビニールポンチョが意外に暖かくて助かった。こんな寒い場所で演奏する人と歌う人は本当に大変だ。ところで閉幕20分前くらいに突然激しい雨が降ってきて、皆ポンチョを頭から被って、途中で立った人はポンチョを貰い忘れた数人だけ。舞台では雨に降られながら、途中から傘をさしながらも、最後まで演技もしながら見事に歌い続けていた。すごいなあ。帰りはお言葉に甘えてバイオリニストのTさんに家まで車で送って頂いた。
帰宅して慌てて旅支度。3時過ぎに就寝。
2008-07-12-Saturday [長年日記]
_ [日常]ケルン1泊旅行
ケルンへ向けて早朝に出発。行きの電車はルンルン浮かれたグループでいっぱいで、あっちでもこっちでもスポンスポンとシャンパンだかスパークリングワインをあけていて、たいへん賑やか。ライン河沿いに電車が走るので、途中ローレライや数々の古城を見て楽しみながら、翻訳校正の続きをする。じっとできない娘は夫に見てもらう。
ケルンは北に向かっただけあって寒い。東洋美術館で数ヶ月ぶりに日本、朝鮮、中国の絵画を見てホっとしたあと、ノイエマルクト駅前の、セールをしている洋服屋さんで、オレンジ色のセーターを7ユーロちょっとで購入した。ラッキー。
ホテルにチェックイン後、ルートヴィヒ美術館へ。20世紀の作品をたくさん見ながら、以前付焼き刃で準備した講義内容を頭の中で総復習した。夕食は宿泊しているホテルのレストランでシーフードを楽しんだ。
ケルンは大きな街だ。人がたくさんいてお店もいっぱいある。ドイツにドーナツ屋さんが無くてがっかりと思っていたが、ケルンにはダンキンドーナツはじめ幾つもドーナツ屋さんがあるようだ。
2008-07-21-Monday [長年日記]
_ [日常][育児]
うひょーびっくりした。先週一週間いろいろな出来事があったつもりだったのに、日記には一つも書き留めていなかった!なんてこと!これから埋めていこう?!
昨夜の深夜。娘が熟睡し始めたと思って油断したすきに、娘がベッドから堅いタイルの上に落ちてしまった。本当に神様が助けて下さったとしか考えられないけど、たまたま娘の頭は、使用済みおむつを入れた小さなビニール袋の上にあって、無傷のままで済んだ。ただその後30分近く、娘はひたすら泣き叫び続けていた。よほど怖かったのだろう。ごめんよ。しかも風邪がちょっと悪化していて、呼吸が苦しそうで寝ながら何度も叫んでいる。
朝、一応大丈夫か気になったのと、風邪薬も処方してもらいたくて、夫に娘の朝食の面倒を見てもらい、私は最寄りの小児科へ診察の予約に行った。幸い1時間後の枠が空いていて、診てもらったところ、ベッドから落ちた点については心配ないとのこと。風邪薬は咳に効くシロップと鼻水用の点媚薬、あと先生が娘の皮膚を診て乾燥しているからとクリームを処方してくれた。これで52ユーロちょい。保険に入っていないと高いねえ。
先週から保育園が終日になって、保育園は刺激がいっぱいで楽しい所だけど、よほど疲れがたまっていたのだろう、娘はろくに昼食もとらないまま11時半から3時半まで熟睡し、夜もめずらしくミルクを飲まずに19時半には就寝した。今日は保育園をお休みしたけど明日は行けるかな?
夜は夫が買ってきたドイツの赤ワインをあける。全然期待していなかったけど、これが結構おいしい。お隣さんは、まだ週明けの月曜だというのにホームパーティーを開いていて、えらく賑やかだ。