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stasiの日々


2006-01-25-Wednesday [長年日記]

_ [日常][仕事]楽しいツアコン

朝、T博でH先生ご家族と会う。H先生とは初対面なので、こちらは前日から緊張していたが、挨拶をしながらそれが解けてゆく。奥様とお嬢さんはあまり博物館に関心が無いのでアメ横を見学してくるという(予想通りの展開)。それで先生とは常設展2箇所と企画展、ショップをまわり、あっという間に午前中が過ぎる。I先生と合流して皆で昼食。アメリカ滞在歴の長いご家族で、英語で意思疎通できたのは、通訳代わりの私にはかなり負担が少なくて済んだ。

午後、奥様とお嬢さんには表参道と原宿で遊んでいてもらい、先生にはT美を案内。その後、大量に買い込んだ本をいったん宿へ置きに行き、神田古書店を案内する。家族旅行と聞いて最初はどうなることかと心配したが、得意場所ばかりの案内で助かった。

_ [日常][仕事]奥様のお誕生日祝い

午後、展示を見ている時に先生が世間話を始めた。今日は奥様の誕生日で何かプレゼントをしたいという。夜、銀座で適当な価格でバースデーケーキ等を出してくれて、お祝いできる良い所を案内して欲しいという。はて困った。

ダメモトで音楽は好きか聞いてみた。奥さまは好きだという。よっしゃ!食事をメインに考えてる先生なので、食事内容だけは気になるが、極めて少ない私の選択肢の中で、お祝いをメインに考えたら銀座ライオン音楽ビアプラザしか無い。途中で予約を入れておく。

夜、第一ステージの途中でお店に入る。奥様がミュージカルの曲を一緒に口ずさみ始めるも、皆、歩きすぎと空腹状態で、あまり元気が無い。休憩中にちょこちょこお腹に入れて待望の第二ステージ。すぐに呼ばれると思いきや、名前だけは「ご予約頂いてます」と舞台で呼ばれたけど(先生方は日本語を聞き取れないので呼ばれたことをあまり認識していない)、他にお誕生日を迎えたお客さんの席を先にまわっていて、なかなか呼ばれない。ところが最後に突然、舞台上に椅子が用意されて、客席でなく舞台に呼ばれてお祝いしてくれることになり、先生ご家族はびっくり。誕生祝いの他、リクエストにも応じてもらえて喜んで頂けた様子。

奥様はとても嬉しかったようで、歌ってくれた人達に感謝の気持ちを伝えたいと、カバンの中から潰れたようなちっぽけな韓国飴を出して、店員に渡した。それで帰ろうとエレベーターを待っていたら、リクエストを歌ってくれた方が駆けつけてきた。飴を店員から受け取り、お礼を直接伝えにわざわざ来たのだ。英語で会話を交わしてくれて、お客さんに対する誠意が感じられ、とても好感を抱いた。そんなわけで今日は私にとっても楽しいツアコンだった。