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stasiの日々


2006-05-30-Tuesday [長年日記]

_ ここにくるの一週間も間をあけてしまった。それだけPC前で研究(考え事)をしなかったということ。

_ [日常]やってしまった・・・

もう、今の私にとって最重要課題ではない講義準備のために徹夜して、体(というより思考)のリズムを崩すのは去年度でサヨ〜ナラ〜と思ってたのに、昨夜は久しぶりにやっちまった。準備に朝7時までかかって、数時間睡眠は取ったものの、講義を終えて帰宅してからは、疲れてるし、頭は完全に眠っていた。

夕食準備中、材料の組み合わせを考えながら冷蔵庫の前にしゃがんだ途端、(たぶん)一瞬あっちの世界にいった。料理中に寝たのは初めて。調理中じゃなくて良かった。完徹したワケでもないのに、ほんとに若くないんだなあ。

_ [日常][仕事]講義、話しやすかった

今回話す内容は決まっていたのだが、昨日昼間のうちにどうしても、どう頑張っても90分のお話に組み立てることができなかった。

講義内容は、今回は3回シリーズの最終回で、前回までの2回は欧米の説明、今回は日本の説明。欧米に関しては様々なテキストに大体似たようなことが書いてあったし、専門書も多く何かと調べるのは容易だった。しかし日本について、私が盛り込みたい内容を含めて、きちんと整理して記述された文献を見出せず、結局ゼロからお話を作らないといけなくなってしまったのだ。もちろんもっと早くに、文献が無い事実に気付くべきであったが。それでも一年前の、スーパー専門外で全くゼロからのネタ作り(あれは本気で一週間かけて1コマ分の話を搾り出した)に比べれば何のその。

しかし講義直前まで、どういう順序で話したら分かりやすいか必死に考えた。でもいざ話し始めたら、かなりの話しやすさと負担の少なさに驚いた。日本史の概説もしながら専攻をちょびっとかする話や、実体験から語れる話も盛り込み、あっという間に90分が過ぎた。ほんの少し専攻に関わってるだけでこんなに話の幅が広がるのだから、本当の専攻について語るってきっとすごく楽しいことなんだろうな。

近代以降の部分はもう少し要点を絞った方が良かったけど、前近代部分はまぁまぁだったかな。今日は合格点。