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stasiの日々


2006-02-07-Tuesday [長年日記]

_ [日常]無事帰還に感動

俎削りと包丁研ぎで私の子分達を東急ハンズに預けていたのだが、出来上がったと連絡を受けたので早速取りに行った。実は預ける時、店員さんが俎の側面のヒビを見ながら、削る時の衝撃で二つにぽかっと割れてしまう可能性もあるけどいいか?と確認してきた。もう様々な手続きをとった後だったし、帰りに買い物する予定で重い俎を持ち歩くことは想定してなかったし、とっさに了解してしまった。しかし代金も支払った後になって、割れる位なら今のまま使った方が良かったんじゃないかとか、鉋を買って自分で削った方が良かったかもとか色々考えて後悔した。この時初めて包丁と俎にいかに愛着あったかを実感。無事を祈るのみ。

数週間後の今日。そんなワケで、真っ二つに割れて無残な姿になった俎を想像しながら東急ハンズへ行った。ところが「こちらでよろしいでしょうか?」と店員が出してきた俎は、しっかりした一枚板で、それはそれは美しい姿、自分の預けた俎かどうかも分からない。

帰宅して俎の包みを開くと、初めて俎が我が家にやって来た時のように、ぷ〜んと木の香りが漂ってきた。全面削ってもらったので預ける前よりは薄くなったが、青森ひばの真っ白い色が生き返って美しく、温もりさえ感じる。しかもヒビには詰め物をしてくれたのか、以前より隙間が少なくなっていた。まるでヨボヨボばーさんから、生まれたばかりの赤ちゃんに変身したみたい。思い切って預けて良かった。無事に戻ってきてくれてとっても嬉しい。俎くんと包丁くんには、また元気に働いてもらうよ。

_ [日常]誕生日

忙しい中、イタ飯で夫が誕生日を祝ってくれた。ありがとう。