2006-03-01-Wednesday [長年日記]
_ [日常]脱力
製本屋に預けるまでが、これまた色々あったのだが、製本屋に預けた後、(久しぶりに)夕食を作るためにスーパーに寄ったのだが、買い物途中から頭がクラクラし始めた。帰宅したら崖崩れ寸前の書物の断層を片付けるつもりだったが、うだうだテレビを見る気力さえ残っていない。
_ [日常]製本屋でまで綱渡り
昨夜、図版作りと体裁校正を終えたのは結局朝7時半だった。徹夜で作業しながら、昨夜ボスに聞いた様々な話をめぐって考えに考え、やはり明後日(=今年度)提出するのは辞める方向に気持ちが傾く。でも昨日ボスから提出準備はしておくよう言われたし、提出する可能性を残すことにした。ちょっとだけ睡眠を取って、午前中、図版切り貼りの続きと本文中の図版番号、注の見直しをする。
正午過ぎ、大学近くのKinko'sで本文(白黒)と図版(カラー)を3部ずつコピーするのに、コピー機二台の間を行ったり来たりする。混んでなくてよかった!一部気に入らない部分を発見し、慌ててコンピュータ借りて直したりする。
14時10分前、「14時前だから金曜仕上がりでお願い出来ますよね!」と正門前の製本屋に駆け込む。ところが差し出した論文束の表紙を見て、店員は「あ〜。これは中一日では無理ですねえ、一週間お時間を頂きます」と言う。私の論文名は9文字なのだが、そのうちキーワードとなる2字がその店の活字に無いから、活字を作るのに最低三日はかかるというのだ。えぇっ?たしかに一字は日本で使わない漢字なので、何年も前に修論を別の製本屋に預けた時も何か言われた覚えがある。でもその製本屋は漢字の辺と作りを組み合わせて、対応してくれたのだった。でもここの製本屋はそれもできないという。はて困った。
1分くらい色々なことを考えて「それじゃぁタイトルを変更します!」と言った。すると製本屋が驚いて「これまで締切を延ばしてもらった人は何人もいたけど、タイトルを変更する例は無かったですねえ。早まらずに大学と相談してきて下さい」と頼まれた。しかしこちらは文学部の委員会日程まで把握した上でのぎりぎりの締切、大学に相談したところで会議を延期して締切を延ばせる訳ではない。しかもどうせ差し替えるのだ、それ以前に今年度は出さない可能性が高いのだ・・・。それより期日までに完成してる方が今は重要なのだ・・・。
そんなわけで製本屋で急遽タイトルを変更。それに伴い、内側の表紙も変更する必要が生じた。しかし今からKinko'sに戻っても大学PCで作業しても、15分以上はかかる。どうしようか迷っていると、製本屋が見かねて、タイトル部分だけを店員が打ち直して貼り付け、さらに汚い部分を修正液で消して加工してくれることになった。小さな会社は人情があっていいねえ、助かった(?)。
今回、本当に提出する時にやらなきゃいけないことを色々と学びました。
夜、ボスに電話した。「今日製本には出しましたが、これこれの理由から、提出を半年後に延期することにしました」と。ボスは「そこまでまとめてるのだから半年後と言わず、4月か5月を目処に考えなさい」との返事。ボスが具体的な期日を設定してきたのは初めてのことだったので、驚いてしまった。やる気のかき立てられる響きだった。これからまた頑張ろう。
2006-03-02-Thursday [長年日記]
_ [日常]ボスに呼び出される
朝、久しぶりに布団でぬくぬくしていると、夫が「これ見た?」とボスが朝6時過ぎに送ってきたファクスを差し出してきた。15時過ぎに研究室に来るようにとのこと。書類にハンコ捺してもらわなきゃいけなかったし、ちょうどよかったけど、一体何の用だろう?
研究室へ向かうと、同期のYさんも来ていた。彼女はもともと研究の相談をしたいと個別にアポを取ろうとしたら、私と同じファクスが早朝に送られてきたとのこと。なるほど、それじゃ私はハンコを捺してもらったら帰ればいいのねと判断。ボスのことを待っていると、同期のIさんもやって来た。3人で集まったのは何年ぶりだろう?彼女はハンコをもらいに来たという。
ボスが現れ、Iさんと私はハンコを捺してもらう。その後Yさんの研究相談を邪魔しちゃ悪いので部屋を後にしようと思ってたが、ボスはすっかり雑談モードで全く帰れる雰囲気でもない。最初はいつでも帰れるようにと突っ立っていたが、諦めて椅子に座る。結局ボスは15時半頃から、Yさんがご飯を食べに行きませんかと話を遮った19時半まで、ほとんど一人でひたすらおしゃべりを展開した。居酒屋に移動中「今日は飲むと思ったから車は置いてきた」と話していて、飲むために私達3人に集合をかけたことが分かった。それだったら、最初からそう言っといてくれれば、昼間買い物したのに。こちらは今夜中に明日の来客準備と買い物を済ませないといけないのに、とんだ番狂わせだ。困った。
22時半前、居酒屋を解散。最寄りの駅に着いたら23時10分前。23時まで開店してるクイーンズに駆け込み、普通この時間帯にこんな買い物しないだろうという、ものすごい量の食材を購入。店員に顔覚えられただろうなあ。あっという間に閉店の放送が流れ始めて、店員さんが「慌てなくていいですよ」とか言いながら、一緒に袋に詰めてくれた。夜遅くまでいつものスーパーが開いててかなり助かった。
2006-03-03-Friday [長年日記]
_ [日常]来客
今夜は夫の研究室の子達がやってくる。夫がいつもお世話になっているので感謝です。それで朝から来客準備。昨夜買いそびれたものを買いに行ったり、魚屋で1キロ以上の鯛一匹を予約するだけで午前が終わる。
ここのところ徹底的に論文を書くことしか考えてなかったので、なかなか来客モードに頭を完全に切り替えることができず、今回ほど準備に苦労したことは無かった。別に行動に変化があるわけじゃなくて、気持ちの問題だと思うが。普段の論文モード、夕食モードだとグレーゾーンの中での切り替えで良いのだが、製本のための論文執筆と完全来客(?)のための家事は、気持ちを100%白か黒かにしないと難しい。しかも一度100%白か黒になると、即座に対極に移行させるのが難しいことが判明した。でも慣れかも。
今回は二つ新しいメニューに挑戦。新宿高野のホールケーキをおいしく頂いた。
2006-03-04-Saturday [長年日記]
2006-03-06-Monday [長年日記]
_ [日常]バイトの予定変更
今日は事務バイトのはずだったが、色々なことがあって予定変更。
大学に退学届けを出しに行った。何のために提出する書類なのか結局分からなかったが、出せというので出した。こういうのいけないと思う。
びっくりすることがあった。関西で行きたい展覧会があって、行くか分からないけど学割をもらっとこうと思い、証明書発行機に学生証を通した。しかし学割ボタンがなぜか表示されない。窓口に行ったら、「健康診断受けましたか?」と聞かれた。なんと今年度から、春に行われる健康診断を受けてないと学割を出せないことになったというのだ。非常勤先では健康診断ちゃんと受けたのに、自分の大学で学割が出せないなんて・・・ショック。
帰り、製本された架空論文を空しく受け取る。水道橋で降りて写真屋で条件付現像とスライドデュープを依頼。近所に出来た100円ショップを覗いて帰宅。
2006-03-07-Tuesday [長年日記]
_ [日常][仕事]打ち合わせ
どうも疲れが抜けなくていかん。
午後、某新聞の社員、T美のH氏、I氏と都内ホテルで展示の打ち合わせ。展示企画に携わるのは初めてで右も左も分からないので、私は豊富な知識と経験ある先生方のお話をただただ聞いて、メモるのみ。社員の人は先生方に色々と聞き出したり意見を探ってみたりしながら、パッパカパッパカと必要事項を決めていく。会社員ってすごいなあ!展示に向けて少しずつ動き始めた。私はどこにも所属していないけれども、憧れの展覧会企画にゼロから一緒に携わることになって、とても嬉しい。沢山のことを学びたいと思う。
その後、H氏・I氏と韓国料理屋でちょっと飲みながら色々とお話。解散後、I氏に古書店2軒を案内して頂き、単行本を1冊ずつ購入した。予想外の出費。
_ stasi [「かんこくの美」1(初版)はどうやら日本でも実見することができそうです。近くの書棚で調べて下さった皆様、ありがとうご..]
2006-03-10-Friday [長年日記]
_ [日常]ヘルメット着用
昨日書き忘れたのだが、T大T研究所バイトに顔出したら、部屋のあちこちに白いヘルメットが置いてあった。同室のPさんが「非常勤職員も全員にヘルメットを配ってますよ」と教えてくれたので、さっそく会計課へ取りに行った。ヘルメットって重いし硬いんだねえ。首が痛くなりそう。
ちょっと前に建物検査をしたら60年代の建物でとてもやばいことが分かり、とりあえずヘルメット配布に至ったらしい。建物検査後、終日ヘルメットを着用してる職員もいるとか。私のいる部屋は2階だから、危ないと思った時はヘルメット被る間でもなく、潰れてそうだ。
_ [日常][仕事]今日も細々雑用
展示関係の資料をコピーして関係者に送付。午前中は同封する手紙を書いたり封筒に住所書いたりして終わってしまった。
展示作品の調べ物でT大S編纂所へ。目指すものは見つからず。
不在配達だった書物を郵便局で受け取り(中国の本)、淡路町へ。注文しておいたコーヒー豆を受け取る。母の誕生日に「やなか珈琲店」の豆を送ることにしたのだ。
神保町を通って水道橋の写真ラボまで歩いてる途中、色々な事に気付いて愕然とする。最も驚いたのは、自分の視点は江戸時代の日本人と全然変わってないのでは、ということ。それから今の研究で、ある前提部分をクリアしないと論が成り立たなくなるかもという大問題。ひゃぁ〜ぼやぼやしてられない。
_ [日常]久々に安城湯麺
今日は夫が研究会出張で不在なので、普段夕食では絶対食べないものを食べようと決意。うっしっし(^^)。ジェノベーゼパスタにしようとパスタを取ろうとしたら、韓国ラーメンが先に目に入ったので安城湯麺に決定!冷蔵庫にあった残り野菜を入れて煮立ててたら、お鍋から韓国のにおいがしてきた〜!ワクワク。最後に卵をポーンと割って、おいしく食べた。キムチがあればもっとよかったんだけど。
2006-03-11-Saturday [長年日記]
_ [日常][仕事]論文の翻訳
狭い家の中に洗濯物を干す。夫が花粉症のため、この季節は室内干ししか許されていないのだ。我が家は私の紙資料のせいで機密性が高く、湿気対策は必須。
家にいると論文の焦りの方が強くなって仕事が手につかないし、適当な自制心を保つためにスタバへ。途中から端っこの広い席をゲットして電源も確保。研究のことは忘れて論文翻訳に励み、煮詰まると細々した雑用(ロンドン会議の打合せや展示準備や、あれやこれや)を片す。途中から翻訳一直線になり、気付けば5時間近くも座っている。夫の帰りが遅い(=食事準備必要なし)からこそ出来ること。21時前になってさすがに小腹が空いてきた。残りは家でやろうか。今日中に下訳だけは終えたいところ。来週から校閲を依頼したい。
2006-03-12-Sunday [長年日記]
_ [日常]必要な書物が手に入らない悲しさ
昨夜は帰宅後、ボスに論文のことでメールの返事を書くのに時間を食い、さらにロンドン会議の雑用が舞い込んできて、それを片して時間切れ。
今日は韓国の本(雑誌含む)数冊を購入しようとあちこち探すが、一冊は既に品切れでどこにも無い。悲しい。一冊は在庫はあるものの、韓国の書店で取り寄せると1冊16000W(円安だから2000円弱)も郵送費がかかってばかばかしい。日本の書店で扱ってないかとあちこち検索して、徒に時間だけが過ぎてゆく。韓国にいれば普通に手に入る本ばかりなのに、もどかしい。修士の頃に比べれば、ネットでかなりの情報を得られるようになっただけでも有難いのだけれど。やはり定期的に韓国に行って本屋で手当たり次第買って来た方が、時間もお金も効率的な気がしてきた。
2006-03-13-Monday [長年日記]
_ [日常]予算を使い切る
一日T大事務バイト。予算を1円残さず使い切って来いと言われ、248円の買い物をするためにT大生協で何度も電卓をパチパチ打ちながら、必要そうなものを探す。結局Win用フロッピー1枚(80円)と油性黒ボールペン2本(1本84円)で解決。
_ [研究]C博から前向きな返事
先週末ダメモトで「海外からわざわざソウルに行くから、どうかお取り計らいを」(とは書いてないけど)みたいな依頼メールをC博に出したら、さっそくお返事がきた。C博は調査が極めて難しくて有名なのに、書かれてる内容は前向きで、日程まで指定してくれている!しかも問い合わせた事に対して、きちんと説明してくれている。すごいことだ。リニューアルしてから組織がオープンになったのか、担当者がマメでサービス精神旺盛なのか(記載内容を見る限りとても仕事熱心で親切な人とみた)、海外からの調査希望者がまだ少なくて例外扱いなのか分からないが、とにかくものすごく嬉しい。一つ道が拓けた気までしてくる。
2006-03-15-Wednesday [長年日記]
2006-03-16-Thursday [長年日記]
2006-03-17-Friday [長年日記]
2006-03-18-Saturday [長年日記]
_ [日常]英会話学校の下見
昨夜フィルムを預けた帰り、ジオ*の看板を見つけ、コースの説明を聞きに入ってみた。
ちなみに私の英会話学校歴は、高1のとき友達の上ちゃんがEC*に通ってるのを見て同じ曜日に私も通わせてもらったのと(1年位?)、約10年前(遠い目)にいきなり韓英日通訳を依頼され、急遽*ルリッツでマンツーマンコースを短期集中(3ヶ月?)で通ったのみ(当然通訳としては全く使い物にならなかったが、公的な場じゃなかったので問題にならずに済んだ)。
あ、そういえば大学1年の時は非現実的な夢も見てたから、有名な通訳養成学校に通ったっけ。これは難易度が高すぎて全く続かなかったので、通った内に入らないが(今考えたらクラスを下げてもらえばよかったのに、その時の私はサボることしか能が無かった。受講料無駄にして親には申し訳ない)。ま、いずれも最初から通おうと思って通ったので、最初の説明時で何をしたのかよく覚えていない。
ところが今回は、学ぶ目的と期間は明確なものの、通うか否かは微妙なところ。つまりどんなものか半信半疑で説明を受けるのは初めてなのだ。
それでジオ*では、まず受付のお兄さんがあれこれ聞き出して、一々「大学院生?すっご〜〜〜い!」「何でも鑑定団とかやっちゃうんですかぁ?」とか反応していて、それと英会話コースとどういう関係があるんじゃい?と思いながらも話に付き合う。教える方法は悪くなさそうだし、先生が良さそう。最後に今のレベルと、コースの値段などを教えてもらった。何か月分も一度に申し込まないといけないため、どの金額を見てもかなりの高額に感じられ、とりあえず帰宅。あんなに雑談すると思ってなかったので、90分近くもかかって疲労困憊。
そして今日は午後、駅前の*OVAに入ってみた。田丸麻紀と伊東美咲を足して二で割ったような、きれいなお姉さんが応対してくれたのだが、聞かれる内容は昨日と同じ感じ。こういうものなんだね。教え方や特徴についてはビデオを見せられたが、いまいちよく分からなかった。広告で1レッスンが安いってよく見るけどあれは何百回分も大量に購入すればの話。何百回分の授業料を見るとびっくりする金額なのだが、そこはなるべく見せず、1レッスンいくらと示すことで安く感じさせようとしていて、最後にしつこく勧誘される。どれも現実的に感じられず適当に出てきた。ここでも90分近く所要。英会話学校ってこういうものなのね。
2006-03-20-Monday [長年日記]
_ [日常]英会話学校の下見2
今日は、マンツーマンで売り出してる*ABAに行って、説明とレベルチェックを含めた体験レッスンをやってきた。そういえば説明してくれる受付の人は、生徒の悩み(?)も聞いてくれるらしく、英会話学校ではカウンセラーというらしい。同じカウンセラーでも、既に説明を聞いた二箇所とはだいぶ違って無駄な雑談は無く、強く勧誘される訳でもなく、雰囲気もリラックスできて印象を良くした。体験レッスンはとても充実していたし、何より今どうしても必要なことを身につけられるようプログラムを組んでくれた。帰りの電車の中で、3ヶ月でそこそこ身につけるにはどの程度通えばよいか計算してみると、70回程度通う必要があった。マンツーマンなのでお値段もするわけで考えてしまう。
その後、*ルリッツに説明だけ聞きに行く。ほとんど雑談もなく淡々と説明してくれて、30分未満で終了。本来こうあるべきだよね。とても印象がいいぞ!マンツーマンが今なら学割30%引でか〜なりお得なことも判明した。とりあえず数日後にレベルチェックを受けることにしている。
今日はマンツーマン形式で比較できたのだが、結局どこ行っても、必要なスキルを身につけるには80回近く特訓しないとダメなわけで、金額はどこも大きく変わらなさそう。今のところは、私にドンピシャなプログラムの組める*ABAに傾いているけれど・・・。
ところが帰宅したら、昔使ってた語学教材が実家から大量に送られてきていて、とりあえずCDをかけてみたら、今の私にはこれで十分かもという気になった。特別な対策は出来ないけれど、別に会社を代表して取引しに行くわけじゃないしねえ。ま、あと一週間くらい考えてみよう。
_ stasi pandaったら「締切や 半信半疑 問い合わせ」だって!ずいぶんお利口さんになったけど、かわいげないぞ。ぐさぐさ来るじゃないか。
2006-03-22-Wednesday [長年日記]
_ [日常]あわててモード切替中
この1週間程、英語の感覚に慣れようとしてきたが、今日はこれからT博にて日-韓の通訳。慌てて韓国ドラマを見たり、出そうな作品名をチェック、韓国ラジオを聞いたりして強制的にモード切替中。英語に比べれば格段に聞き取れるので出来る気になってるが、現場はそう甘くないだろう。
_ [仕事]通訳
色々と込み入った相談の通訳をという依頼だったので、今後の参考にしようとかなり楽しみにしてたのだが、予定が変更になって展示室案内の仲介をするという、当たり障りの無い話になって残念。でも今なら常設展の案内できそう。
しばらく韓国語を使ってなかったのだが、今日は最初からかなり好調で、早口でも十分に対応できた。同じ文章を英語に直すのに比べたら、韓国語は比較にならない程スラスラと出てくるのだ。てことは韓国語も英語も思考回路は同じなのだな。
これまで韓日の方が楽だと思ってたけど、非公開の場で素人が訳すには圧倒的に日韓の方が楽だ。だって表現するには知ってる限りの単語を使うしか無いわけで、非公式な場、かつ相手が優しい人なら知らない単語は教えてもらうことだってできる。(お客様を語学教師としてしまうなんて、我ながらひどい通訳だが。)でも韓日の場合、聞き取れなければアウトだし、ましてや知らない単語(しかも他に置き換えようのない名詞だったりすると)が出てきたら訳しようがない。
今日は作品の技法に関する話が出て、ここの部分は〜世紀から何だかの材質を使い始めると教えてくれたが、その固有名詞が分からなかったために話が謎のままで終わってしまった。雑談の場だったから、まだ良かったけど・・・こういう部分は知識でカバーするしかないのだろう。すみません、勉強します。
2006-03-23-Thursday [長年日記]
_ [日常]早起き
したらその分仕事する時間が長くなったぞ!でも10時で既に眠い。自宅で英会話のCDを流しながら調べ物の仕事をする。昨夜ファックスで調査日程の返事を催促したら、担当者が今朝慌ててメールを出してきた。とりあえず反応があったので一つ前に進んだとしよう。
_ [日常]英会話体験レッスン
*ルリッツでレベルチェックと体験レッスン(合わせて40分)を受けてきた。これで3箇所でレベルチェックしてもらったことになるが、どこも少しずつ方法が違って面白い。次回はこう話そうと文章を組み立ててたのに、一度も同じ質問は受けず披露する機会が訪れなかった。
*オスでは個人的なことを聞かれ(といっても職業は何?あなたの夢は何?みたいなことだけど)、あとは先生とおしゃべりだった。*ABAでは、ビジネス英語の口語版イディオム(?とにかく高校までに教科書ではあまり習わなかったけど、普通に大人は使ってるだろうという言い回し)を使って、自己紹介代わりの質問をたくさん受け、分からなかった言い回しで例文を作って覚えさせる。先生が紙にメモをとってくれるのは有難い。そして*ルリッツは自己紹介はせず、細々と大量に質問される。質問する中でいかに正しい文法を使い、きちんとしたフルセンテンスで返せるかを見ているのだろう。
その後体験レッスンになったのだが、頭で考える隙をなるべく与えず、口からスルスル出て来るようとにかくしゃべらせるという感じ。でも10年前に集中レッスンで習った時の注意点などが少し蘇ってきて、全く無駄になった訳ではなさそう。
それでレベル分けは*ABAの体系と一緒とは言えないだろうけど、全体の中での位置付けとしては似たり寄ったりだった。40レッスン受ければ良いところへ、でもホントにプレゼンを考えてるなら最低80レッスンは必要というレベル。
正直言って英語力を鍛えるよりプレゼンの内容を充実させた方が良いだろうし、それ以前に論文だけに集中すべきだと思うのだが・・・迷うところだ。ちなみに6月の目標は欧米人の発表に対して複文の(←これが私の中では重要)質問なりコメントすること。とかいってこれこそ英語力だけの問題じゃないかー。
2006-03-25-Saturday [長年日記]
_ [日常][仕事]旅行の手配
韓国から返事が来て調査日程が固まってきたので、本格的にスケジュールを組んでみる。図書館で資料はすぐに見つかるのか、コピーにはどの位時間がかかるのか(コピーおじさんの有無、コピー機の台数と混み具合、コピー機の性能等で状況は大きく変わるし)、接写台やスキャナの有無、閉架資料の場合の受付時間などを計算し、資料収集する上で最も効率よくまわるルートを考え、さらに最悪のケースでも対応できる時間をも確保する。韓国旅行ではいつものことだが、スケジュールを組むだけで結構疲れる。大体見えてきたところで、今度は飛行機の時間帯や値段と宿泊費とを考え合わせ、最快適かつ最安な選択肢を選ぶ。とりあえず今日で必要な予約はできたので、あとはソウルで無駄な時間を作らないよう、できる限り請求番号など調べる作業。
2006-03-27-Monday [長年日記]
_ [日常][研究]仲間の存在
午前中、大学で証明書を受け取ったり旅費を振り込んだり、こまごました雑用を片付ける。
午後、NさんとT博内覧会へ行く。予想以上に久しぶりの知人にたくさん会った。皆さんお元気でご活躍の様子。上野公園では桜が咲き始めていて賑わっていた。
T博を出た後、Nさんと喫茶店に入り時間を忘れておしゃべりに没頭。同じ専攻の人(しかも同?世代で)が日本にいないので、普段は誰にも何も話せない・話さない状況が当たり前になっていたのだが、些細な事でも話したら通じる相手ができたというのは、こんなにも心強い気持ちにさせてくれるものかと我ながら驚いた。いや、ちょっぴり先輩として良い助言でもすべきだったのだが、話が通じること自体に感動してしまって、おしゃべりの内容は到底そのレベルに至らず、Nさんには悪かったかも。今後は少しずつミニ勉強会でも開いていきたいのだが、自分が怠け者すぎて言い出す勇気がなかった。もう少し二人でできるプロジェクト(?)を考えてからにするか?
Nさんお師匠様が作成したデータベースを貸してもらったので、帰宅してさっそく開いてみたのだが、あまりに素晴らしくて感激。思わず寝る前に一人で缶ビールを開けてしまった。今後これに新たな情報を追加していくこと、そして何らかの形で社会に還元できるよう活用していくことが私達の重い課題。でも何をしようかとあれこれ妄想するのは楽しい。
2006-03-28-Tuesday [長年日記]
_ [日常]
T研究所に来年度バイトに必要な書類を提出。
今日いっぱいで期限の切れるポイントカードと、今月いっぱいで使えなくなるカードを使うために新宿へ。ほんとはやわらかなイメージのジャケットが欲しかったが、ポイントカードのお店で自分に合うのはシャキッとした形のしか無かった。迷ったがカードを使うために来たので、シャキっとした白ジャケットを購入。
夜、夫から呼び出しがあって銀座に出る。ところで何年も前から、夫が博士の学位を取ったら○×をしてお祝いしよう(おいしいものを食べようという話ばかりだが)と話を色々あたためてきてるのに、夫が忙しすぎて(私もだが)結局ほとんど実現できずにいる。折角の機会は余裕持って楽しみたいので、先延ばし中。
2006-03-29-Wednesday [長年日記]
_ [日常]
午前中、韓国語の先生に論文翻訳の続きと韓国の先生宛の手紙を校正してもらう。外国語だと感覚的なことが分からず、時にとてもきつい表現をしてしまってるらしい。特にビジネス文書は日本語でも書き慣れていないだけに難しい。理屈でなく言い回しを覚えるしかない。
午後はスポーツクラブに行きたかったが、課題が山積しているので今日も行けずじまい。ここまで行かないとさすがに会費がもったいない。これから論文翻訳を仕上げる予定。
_ [雑多]Brian Kay's Light Programme
どうせ音しか聞こえないなら、バックミュージックにBBCニュースを流して、無意識の内に英語に慣れようと思ったのだが、うまくいかないものだ。英語を流してると異様に眠くなることが判明した。それで音楽に変えてみたのだが、この番組楽しくなる音楽を次から次へと流してくれていて、いまいち気の進まない仕事をする時にはもってこい。またヴィオラ再開したいなあ・・・。
2006-03-30-Thursday [長年日記]
_ [日常]学割で最後に大きな自己投資
学割だと授業料30%オフというので、意を決して午前中、*ルリッツに英会話のプライベートレッスン1コース(40回)分を申し込んできた。*ABAと迷ったが、場所の通いやすさと、1コース終了後も次はグループレッスンで継続する選択肢がある(*ABAはマンツーマンしかない)ことを考慮し、*ルリッツに決めた。
単純に6月までの英語力を考えれば、高校の時に親が衝動買いしてくれたリンガフォン教材をこなせば大差ないかもしれない。でも論文が進み始めると(いや、進めないといけないのだが)1分でも2分でも時間が惜しくなって、家で自習する自信がない。それに何かとへこみがちな今、少しでも自分を前向きに持っていくにも、また良い気晴らしにも、切羽詰った目標ある英会話はちょうど良いと思った。そして最後にこれは先週だけの話かもしれないけど、英語を使おうとしてると何故か韓国語がスラスラ出て来るようになって、私にとって英会話は一石二鳥なのだ。(笑)
なーんて高い買い物の言い訳をしてみたが、一応私も真剣にやりたいと思ってるってこと。私自身が今のこの気持ちを忘れないようにしよう。英語も論文も目標を達成できるようがんばろう。
_ いちごだいふく [壊れないでねー\(゜ロ\)(/ロ゜)/近くに住んでたら、家事代行でもしてあげたいのに〜。]
_ stasi [ありがとう、大丈夫です。壊れそうなのは本の地層ですから。笑]