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stasiの日々


2005-05-16-Monday [長年日記]

_ [日常]

・喉の痛みはとれたが鼻水が気になる。

・午後は気合いで講義。時々鼻水が流れそうになるので気が散ってしまった。しかも説明を少し省略したら早めに終わってしまった。いかん。

・夕方、大量の本を近くの図書館に返却。来週の講義に使うものを借りてくる。

・帰宅したらふらふら。献立も考えられず温かいものということで、夕食はキムチチゲ。

・夜、鼻水は唾液だったっけ?というほど絶えずわいてきて大変。ばっちい。

_ [仕事]だれさせた原因?

いまいち調子が出ないまま講義。こちらのやる気の無さに比例するかのように、今日は学生の多くがだれていた。私の話し方に問題があったのか、熱さの度合いの低いことが伝わったのか、内容が面白くなかったのか。

13時からの講義なのだが、教室に入ると何人もの学生が机に突っ伏して本気で寝ていた。こんな光景は初めてだ。何があったのだ?授業後に男の子が走ってきて、出席とってるとき寝ちゃってて返事ができなかった、本当にすみません、ごめんなさいとぺこぺこ頭を下げながら、出席を申告しに来た。出席は講義を始める前にとってるから、私だけの問題じゃないのかも。他人のせいにするならば、1・2限の実技の授業でエネルギーを使い果してしまったのだろう。

でも今日はレオナルド・ダ・ヴィンチの絵や下絵をたくさん見せたのだが、全体的に暗い色のものが多かったし、パッと見の印象としてバリエーションに乏しかったから、単調で眠くなる原因を作ってしまったとも言える。しかも今日気づいたのだが、プロジェクタの性質がよくないため、曖昧な色調や細かい表現はスクリーンに映し出されないのだ。モナリザは黄色帯びて病人みたいだった。精緻な表現のすごさを伝えたかったのに、あれじゃ伝わらなくて当然。このプロジェクタの問題は私にとっては致命的で、水墨画の話なんていくら熱く語ってもヴィジュアルに訴えられないんじゃ伝わらないだろう。今後は輪郭線や色がはっきりしていて、大雑把に見ても分かるような作品を中心にネタを探さないといけないけど、そんなうまくいくものかな。やれやれ。