2005-04-04-Monday [長年日記]
_ [趣味] アジア平和芸能フェスティバル(主催:MIN-ON)
〜「北東アジアの歌の祭典」と銘打ち、日本文化に大きな影響を与えた中国、韓国、モンゴル、ロシア、北東アジアの4カ国と日本の5カ国で、脈々と受け継がれ、長い時を経てなお色褪せぬ口承芸能・・・・・魂に響く「歌」にスポットを当ててお届けいたします。歌に込められたその地の歴史、国家や民族、言語など文化間を隔てている違いを存分に味っていただきます。〜
とのことで、韓国からは琴律楽会会員が演奏し、コムンゴと京畿民謡が楽しめるようです。コムンゴ演奏が聞ける貴重な機会!
4月5日18:30 ゆうぽうと簡易保険ホール
4月6日14:00 / 18:30 中野サンプラザホール
4月8日14:00 / 18:30 千葉県文化会館
その後は北海道、埼玉、関西などをまわるようです。
_ [日常]
長いこと預けっぱだった、裾お直しパンツを受け取りに新宿へ。今週後半からのソウル調査旅行に、あれこれお土産が必要だったと思い出す。気に入る物がすぐに見つからず、まずは4つの内2つだけ購入。
帰り道、友人の友達が今日東京に来ることを思い出す。(思い出してない事がまだたくさんありそうだ・・・。)帰宅して慌てて東京ドームホテルに問い合わせると、たまたま部屋にいた。他にうまく時間が合わなさそうなので、夕食前に会うことになり慌ててチャリを飛ばす。さっき買ったばかりのお土産も急遽こっちに回す。
_ [日常]リラックスしてるように見せるのは難しい
ホテルのカフェで軽くお茶でもするつもりだったが、部屋にあがってきてと言う。20何階だかの部屋へ行くと、賑やかに同僚達が集まっているが、みんなラフな部屋着を着てベッドの上で完全に寛いでいる。友達の友達だけはティーパックでお茶を出してくれて椅子に座ってたが。その部屋の人達全員と初対面だし、こちらは少し緊張していたのだが、友達の友達も含め全員があまりにリラックスしていて調子が狂う。そういえば韓国人ってお客様向け(?)モードとリラックスモードの違いが大きいんだった。日本人にとっては、ここはたとえ寛いでてもお客様モードの範疇だろうと思われるところで、韓国人はリラックスモードなのだ。いや、家にいる時と外にいる時で、スイッチが切り替わるのかもしれない。とにかく今回は日本人の感覚が抜けない内に時間切れになってしまった。うまく説明できないなあ。
昔、ホームステイの家に母が日本から遊びに来た時のことを思い出した。母は勧められるがままにソファにちょこんと座った。普段から足を組んだりしない人なので、普通に足を揃えて、背もたれにもたれる訳でもなく座った。たぶん母は普通に寛いでいた。しかし韓国人と韓国感覚の私からすると、母はリラックスしてるどころか、かたく畏まってるように見えた。するとステイ先の家族は母に、もっと寛げ、部屋着に着替えて楽にしなさいとしきりに勧めた。しかしそれ以上寛ぎようのない母はとても困っていた。そもそも旅行に部屋着なんて持ってきてないし。あの時の母の困った感覚は、今日私が味わったのと似たようなものだったに違いない。
2005-04-05-Tuesday [長年日記]
_ [日常]旅行の準備
最近睡眠の質が極めて低い。
総合図書館に本を返却した後、ATMでお金をおろして、根津へ。タクシーに乗ろうと思ったが、お天気だったのでT博まで歩く。ミュージアムショップ限定利用だと入場料不要でよかった(昔は無条件に入場料払わされた覚えがあるが)。知人に頼まれた図録を購入後、上野から地下鉄で銀座へ。松屋と三越の地下をまわり、お土産数種類を購入。選ぶだけで疲れてしまった。
その後、有楽町ビックカメラに電池とリバーサルフィルムを買いに行く。(電池12個&フィルムで8千円程。今回全部使い切るとは限らないが、撮影して現像に出して再び出費。スライドじゃ分からないから、プリントしてもらうと1枚200円以上。1回の調査で単純に写真関係だけで結構な費用だ。これなら10万近くのデジカメ買ってもいいかもという気もするが、でもまだやっぱなぁ・・・。)しかしその前に一階で電子辞書コーナーを通りかかったら、つい最近チェック入れてた韓国語辞書が目に入ってきて、今度旅行に行くしなぁとか思って、そのまま購入。学生だと2000円引きだったので良かったが、計画してなかった割にデカイ買い物をした。ま、でも近々どこかでは買うつもりだったし、韓国でも値段は変わらないし、日本だと保証もついてたので必要悪だ。いいだろう(自分に色々と言い訳)。ついてきたカバーがちょと気に入らない。
_ [料理]揚げない酢豚
豚カツ用の豚モモ肉で酢豚まがいを作ってみた。実は酢豚を作ろうとしたのも今回初めて。焼く酢豚というレシピに基づいて作ってみた。豚肉は包丁で適当に叩いて、酒塩コショウ醤油ニンニクで適当に下味をつけておいた。その後、卵や粉も登場するがそれはいいとして、ちょびっと多目の油をフライパンに熱して、よく焼いた。火が通ったか心配だったので、途中で一つ半分に切って食べてみたら、ひょ〜外はカリカリ中はジューシーでめちゃめちゃおいしい。このままでも十分いける!これで酢豚はばっちりねと期待しながら、野菜とタレを入れて完成させる。しかーし!酢豚にした途端、ついさっきまでの豚肉のカリカリは消えていた。そういうものだと思って食べれば悪くはないけど、理想とする酢豚とは違う。もっと火を強くして、野菜とあわせる時間を短縮すればいいのか?揚げない時点でカリカリ豚を味わうのは難しいのか?研究の余地あり。
_ [食]メサージュ・ド・ローズ
期間限定で銀座松屋に入っていたチョコレート店。本店は京橋にあるらし い。今日は豚のパーツ(鼻とか蹄とか)がチョコレートの形になった商品が並んでいて、あまりのかわいさに欲しくなるが我慢した。どうもバラの形をしたチョコレートが売りのよう。近くを通る機会があったら寄ってみよう。
2005-04-06-Wednesday [長年日記]
_ [日常][趣味]アジア平和芸能フェスティバル
知人のコムンゴ演奏を聞きに中野サンプラザへ。楽屋で招待券を受け取りお土産を渡して、いざ会場へ。モンゴル、日本、ロシア、韓国、中国の順に民族音楽を紹介するというコンサートで、韓国まで聞いて出てきてしまい中国は分からないが、純粋に民族音楽というよりは日本人のもつ各国のイメージに合わせた紹介だった。韓国は、いわゆるカヤグムやサムルノリ、扇舞ではない、コムンゴ演奏でかなり新鮮だったが、一般的に親しみが無さすぎて観客がどう受け止めたかは微妙なところ。それにしても各国の音楽や歌をまとめて聞くと、カラーが浮彫りになって面白い。モンゴルは大地の歌みたいだし、ロシアは厳しい自然を感じさせ、韓国は悲哀に満ちている。一番生理的に受け付けなかったのは日本の民謡で、私の前世は日本人じゃなかったのかもしれない。
このコンサート、民族音楽やってる人やもっと若い人が多く集まると思ってたが、一体どうやって人を集め何に惹かれて来たのか分からないが、会場はおばさま方でほぼ満席で驚いた。グレーのスーツにリクルート鞄持ってた私はかなり浮いていたはず。いずれの公演も同じような客層を想定しているとみえ、冬ソナのテンポに通じる演出にはついていけなかった。
_ [日常][仕事]初顔合わせ
公演では居心地がよくなくて、すっかりエネルギーを吸い取られてしまった。新宿でちょっと休憩して気持ちを切り替えてから、新バイト先の初顔合わせへ。出席前から、面接時の緊張がよみがえってきてカチンコチンの状態。この場で仕事の打ち合わせをすることになっているのだ。立食パーティーでこんなに緊張したのは初めて。思えば今の状況には何年も、どっぷり浸かっていて、新しい初めての事で全体像が見えなくて緊張する、なんて久しぶりのこと。あまり心臓には良くないけど、時にはこういう刺激も必要かもね。で、今後の仕事の内容を何人かの方に確認してみるが、みんな口を揃えて「そうだねえ、基礎となるものを」「まぁ基本的なところを」といった言葉で片付けてしまう。この抽象的な言葉をどう解釈して何の仕事すればよいのやら、結局分からないまま会はお開きになってしまった。参ったねえ。ま、型が無いなら好きなようにさせて頂こう。
2005-04-07-Thursday [長年日記]
_ [日常]ソウル1日目
どうも体調が良くない。成田空港でドリップインコーヒーを探すが、コンビニにも売っていない!旅行中、部屋で飲むコーヒーは必需品なのに困った。それでスタバでかねてから気になっていたコーヒープレスを買おうと思ったが、器がガラスなので旅行には相応しくない。散々迷った挙句、コーヒーバリスタを買うことに。豆の挽き具合は普通より細かく、スタバの機械で4とのこと。待ってる間に2杯も本日のコーヒーを試飲して、体調は悪くても気分は少し爽やかになる。
飛行機に乗ったはいいが強風のため、機内で1時間半近く待たされた。到着後すぐに仕事の予定を入れてなくて良かったが、待たされてる間は食事も出てこないし、ソウル到着前からぐったり。空港で両替したが今日は1対9でレートが悪い。
空港から新羅ホテルまで行って(贅沢にリムジン乗ってしまった)、タクシーに乗り換えて東大門方向へ。ホテルだから模範タクシーしか無いと思いきや、意外にも一般タクシーが拾えてラッキー。しかしホテルに着くと、わざわざファックスで確認を入れておいたのにインターネット設置ができていないと言われ、がっくり。
予定が大幅に遅くなったが、初対面のHさんと地下鉄市庁駅1番出口で待ち合わせ、タクシーで鍾路近くの「タッハンマリ(닭 한마리)(鶏一羽)」専門店へ。実はこの料理は初めて。目の前の鍋に、ニンニクみじん切りがたっぷり入ったスープと鶏肉一羽分(丸ごとではなく解体されている)、トック(떡)、ジャガイモ、葱を入れてグツグツ煮込み、真っ赤なタレをつけて食べるというもの。最後に麺を入れてスープも楽しむ。もちろん焼酎と共に。その後、お茶しながら楽しくお話して盛り上がる。
ホテルに戻ると、あー洋服はすっかりニンニクの臭いを吸い取っていて、気分よくない。韓国料理はおいしいがこれだけが玉に瑕。
2005-04-08-Friday [長年日記]
_ ソウル旅行中。ここんとこ色々なイベントがあって、即刻記録しておきたいことでいっぱいだが、PCの前で過す時間がほとんど無いために日記を書くに至らない。少し落ち着いたら後から過去の日記を埋めるつもり。それじゃ日記じゃないけど。
_ [日常]ソウル2日目
10時半、サムソン美術館LEEUMへ。レム・コールハース氏の建築とのこと。良い場所にリニューアルオープンした美術館だ。職員の方とお茶をして、さっそく展示室へ。PDAのイヤホンガイドがあり、作品の前に立つと勝手に解説が流れ、PDAに作品の詳細情報が現れる。これは良い。規模は決して大きい訳ではないが質の高い作品が並ぶ。また古美術から現代美術までを鑑賞できるのだから素晴らしい。PDAで選択した作品については1階のコンピュータで、さらに細かい情報が得られるようになっている。あれがプリントアウトできればもっといいのにね。一日300人限定で事前予約が必要だが、ワンクッション置くことで本当に見たい人がゆっくりと作品を鑑賞できる環境で、ここはオススメ。3ヶ月に一度展示替えをするという。
時間が惜しくてお昼も抜いて作品を見ていたら15時近くになってしまい、あわててLEEUMを出る。外に出ると腹ペコで足が棒になっていることに気付く。
一旦宿に戻り、足を高くして一休みした後、カメラを担いで某画廊へ。蓮茶をいただき喉がさっぱり。ここもまた素晴らしい展示で閉店時間までじっくり作品を見る。しかし今日は人が多くて写真撮影は延期。仕方ない。
足は棒だし荷物も思いので、ロッテデパートの上でさっと何か食べて帰ろうと行ってみたが、大々的に改装されていて、私の目指す韓国料理屋さんは跡形もなく消えてしまっていた。デパ地下は閉店しちゃったし。仕方がないので重い荷物を担いで明洞の町へ。焼肉屋でない店を探し、唯一一人でも食べられる石焼ピビンパを注文。ようやくまともな食事にありついて、ほっとする。
2005-04-09-Saturday [長年日記]
_ 寝る前にどうしても書いておきたい。今日はめっちゃめちゃ大きなアワビをお刺身で食べた。済州道で誰かが直接とったと聞いた。アワビの貝は記念に一つもらってきた。食べたアワビの年齢はなんと30歳だそうだ。30年も生きてきたのについに捉えられちゃったんだね・・・。しみじみ。アワビって雄と雌で身の色が違うんだね。アワビ大好きな私としては感激。もう当分アワビは要らん!という程、味わった。その後、これまたものすごい豪華な伊勢海老のお刺身を食べた。プリプリしていてとてもおいしかった。びっくりした。
2005-04-10-Sunday [長年日記]
_ 夫 [...]
2005-04-11-Monday [長年日記]
_ [仕事]初めての授業
生まれて初めて教壇に立った。教科書販売がうまくいかなかったらしく、学生が定刻になっても全然揃わず、15分遅れのスタートとなった。初回から予期せぬ出来事があってドキドキだ。学生はどうやら素直な人たちみたいだ。
今日は初回なので、こんな内容で進めていきますと講義の概要を話した。概要とはいえ初めてなので緊張した。でもアンケートを書いてもらったら、「初回の授業はまあまあ面白かった」(なんて厳しいコメントだこと!)とか「私が知りたいと思ってることが学べる授業みたいで今後が楽しみ」とか書いてあって、とりあえず無事に終えたらしい。学生の意気込みも感じられた。制作に携わる人に一体何を話せば有意義なのか、これから考えていかないといけない。
2005-04-13-Wednesday [長年日記]
_ [日常]お寿司を食べる
あまりに忙しすぎてブログにまで辿り着かない。今晩はひょんな仕事でお寿司をご馳走なることになった。まだカウンターでいわゆるお寿司を食べることには全く不慣れなので、今から緊張している。注文は味の薄いものから濃いものへ、とか色々書いてあるが、お寿司やさんってたしか回転寿司みたいに魚のメニューもないよね。いや、場所柄庶民的で気軽なお寿司屋さんであることを祈るのみ。
夜。おかげ様で大して緊張もせず、お魚もお寿司もお酒もとてもおいしく頂いた。よく分かんないけど、これがきっと世の中でいう接待なんだろうなあ。面白いねえ、思わぬ運び屋の仕事をしたことから良い経験をした。
ところで最近、ウニはおいしいのではと思いつつある。
2005-04-15-Friday [長年日記]
_ [日常]
最近なんでこんなに忙しいんだ?やるべき仕事が山積みだからだ。当たり前か。でも「忙しい」と感じる時は大抵メッセンジャーの雑用が多い気がする。関係ない私が両国を仲介して、両者の話を理解するから情報の一つとしては価値が無くはないけど、まぁねえ。でも他人の言葉で日々、手紙を書く実践勉強をさせて頂いてるということでヨシとしよう。一つ一つは大きな負担じゃないし。で、今朝はようやく先週の旅行関係の雑用を片付けた。これから講義の準備。さっさと苦手分野を終わらせて学期の後半は少しは親しみある話をするつもり。週末は翻訳とE作業。本業の研究はいつするのだ・・・。おっと、ソウルから送った本がさっそく届いたぞ。
午後、大学へ。いつの間にかキャンパスにでかいビルが建っていた。中にはカフェもある。図書館でルーブル美術館のビデオを見てみる。二人の観客が話しながら解説を進めてゆく形式なのだが、フランス人好みなのか、なんともエロティックで可笑しい。これで無理矢理古代ギリシア・ローマに親しみを持つ。
授業後、図書館で本を借りて帰宅。帰りの電車でO先生と一緒になり、いかに本とコピー物の置き場所に困っているかで盛り上がる。夜、テレビで「幸福の黄色いハンカチ」を見ながら翻訳作業中。(それって全然翻訳してないってことだ。)この映画、最後が感動的なんだよねえ。前に見たのいつだっけなぁ。高倉健ってかっこいいねえ。
2005-04-16-Saturday [長年日記]
2005-04-18-Monday [長年日記]
_ [日常][仕事]初講義
今週から本格的に講義が始まった。またもや予想外のことが起きて、授業開始が10分も遅れてしまった。機会さえあれば一人ずつ言葉を交わしたいと思っていたので出席をとるついでに、ある科目を高校で履修したかどうかを教えてもらうことにした。でも一人ずつ質問に答えさせるには学生数が多すぎたようで、ちょっと間延びしてしまった。出席を取るって面倒だ。慣れてなくてさっさと次に進めないし。次回からはフルネームじゃなくて苗字だけ呼んで、ちゃっちゃか終わらせたい。
それにしても授業ってものすごく大変な労働だ。準備だけでも大変だったのに、しゃべるのがあんなに大変だとは。一人でも多くの学生に、伝えたいことを伝えようと思って話すと、ものすごい集中力と体力を要するのだ。時々おしゃべりをする女の子仲良し3人組がいるので、その子達を黙らせて話を聞かせようと思ったり、詰まらなさそうな表情が増えたら何とか眠気を吹っ飛ばさせて、こっちに集中させようという気にもなる。一生懸命自分の言葉で例え話を探したりして。それで学生が乗ってきたら、その集中力を持続させようとちょっと引っ張ってみたりする。そんなこんなで純粋に準備してきた事以外の部分で結構なエネルギーを消耗してしまった。
55分を過ぎた辺りで一度集中力が切れて、主語と述語がうまく合わなくなった。でも幸い60分過ぎた辺りの話で学生が意外にもとつぜん乗ってきたので、どうにかなった。聞いてる学生にこんなに左右されるようじゃダメだね。今まで聞く人のことはあまり考えていなかったが、ちゃんと伝えたいことを効率よく伝えるには、まずは聞く人にとって入りやすい点から入るとか、色々と工夫が必要そうだ。当たり前で簡単そうだけど、結構それって難しい。年齢も違うから関心や経験も違うし。講義が終わってから逆に胃が痛くなってしまった。
帰宅したら、もうげっそり。食欲なんて全くない。大きな声で話したので喉も疲れた。あれ、マイクがあるから普通に話しても良かったのか。でもそれじゃ熱意が伝わらない気がする。難しいねえ。
2005-04-19-Tuesday [長年日記]
_ [日常]傘が出てきた
ある日お気に入りの傘が家に無いことに気付いた。一体いつなくしたのか、最後にいつ使ったのかも思い出せないまま数ヶ月が過ぎた。それで今日、三田線に向かって歩いていたら、なんと酒屋さんの看板に見覚えのある傘がかかっているではないか!ビールをたくさん買った時に傘は置いてきちゃったに違いない。悪いことしたねぇ。
_ [日常]初日から後悔
ボスが海外に行ってしまったので、今年は畑の違うゼミに出ることになった。(先生にハンコ捺してもらわないといけないし・・・)それで今日は本格的に始まったゼミの初日。来月学会発表する人の練習だった。畑違いであっても一日に一回は発言しようと心に決めて臨んだのに、このゼミの学生がほとんど口を開かず、どうしようと躊躇してしまった上、集中的に発言し始めた人が多くを話してしまったために言うことがなくなってしまった。結果的に、異分野で事情を知らなくて理解できないだけじゃない点も多かったのに、一つも発言できずに終わってしまったことがひどく悔しいし、この態度は反省すべきだ。来週からは皆が黙ってても勇気を出して質問してみよう。
2005-04-20-Wednesday [長年日記]
_ [日常]
・昨日の深夜、ようやくE作業を終えて次の人にバトンタッチした。これから翻訳と奨学金報告書を作成する。
・ブログのテーマを変えてみたが、文字が見難くていまいちだった。
・16時半、ようやく奨学金報告書完成!翻訳にとりかかるがPCの前で居眠り。
・夜。久しぶりに旧友と集まり楽しい一時を過す。会社勤めしてる人って、クラシック期のギリシア彫刻のようで、どこを切っても美しくきれいでかっこよくてスマートだ。ちょっと羨望の眼差し。
・最近B研究所でバイトを再開するかどうかで悩んでいる。さっさと連絡を入れないといけない時期なのだ。微妙だ。週1でも少しは研究費の足しになるけれども、今はそれよりじっくり考える時間が必要。そうはいっても、小さな足しでもあるにこしたことはない。
2005-04-21-Thursday [長年日記]
_ [日常]最近メールが変
かなり重要なメールを出した後に限って、最近「そろそろいかがでしょうか?」みたいな催促が来て大変迷惑している。必ずCCで自分宛にも送って送信した記録は残しているし、跳ね返されてもないのでこちらは届いたつもりでいるのだが。そうは言っても相手も届いてないものは届いてないのだから仕方がない。重要なメールなだけに、受け取ったと一言連絡くれてもいいのに、相当お忙しいのだろう、しばらくお返事を待つかなんて思っちゃいけないってことだ。
_ [日常]
・朝から他人の仕事に翻弄されている。相手はどうも祝日や土日の概念の無い人らしいが、それを当然として勝手にアポ取られるのは困る。
・またもや長く難しい手紙の内容を伝えるボランティア。これで1時間半は潰れる。むー。もう午後になってしまった。
・16時40分。ようやく他人の仕事完了。さっさと翻訳と講義準備にとりかかろう。
・17時、今晩も夫は帰りが遅いというのでスタバへ。電源も拝借。翻訳したり本読んだり1月にもらったメールに返事書いたり。コーヒーおかわり。しょっぱいものが無くて仕方なくクッキーとドーナツでお腹をごまかす。
・20時過ぎ、サンバが流れ始めて楽しい気分になるが講義の準備は進まない。古代ギリシア・ローマの図版を眺めながら、その表現力と技術力に改めて感心。彼らは文明の進んだ星からきた宇宙人だったのかもね。
2005-04-22-Friday [長年日記]
2005-04-23-Saturday [長年日記]
_ [日常]
・洗濯物を干し、雑用を少しばかり片付けてチャリで上野へ。恐竜博は長蛇の列を成していて気の毒だった。S美では常設が無料の日でラッキーだった。ショップで目ぼしい本を見つけ、すぐにでも使えそうなので高いが購入。うー。
・本を買ったので、別の資料が不要になり遠くの図書館に行く必要も無くなった。時間を買ったと思えばいいだろう。ってちと違うか。
・帰り、近くの図書館で大型本2冊を借りてくる。最近この部屋、本当に床が落ちないかが心配。何キロまで耐えられるんだろう・・・?
・16時過ぎ、タイのインスタントラーメンを2つ食べる。
・冷蔵庫に生野菜がほとんど無くなってしまった。こんなひどい状態は結婚して初めて(のはず)。仕事を始めてしまう前に買い物に。安売りの八百屋とクイーンズで野菜を大量に購入。あまりの買い物袋の多さに、帰りのママチャリは今にも倒れそうだった。
・冷蔵庫がパンパンになったところで(料理しないと何も解決しないぞ)、夫の帰りが遅いと聞き、講義準備に集中。亀のような遅さでしか進まない。やばいぞ。
2005-04-26-Tuesday [長年日記]
2005-04-28-Thursday [長年日記]
2005-04-29-Friday [長年日記]
_ このままではブログの存在さえ忘れてしまいそうだ。箇条書きだけでも跡を残しに来よう・・・。
2005-04-30-Saturday [長年日記]
_ [日常]
・外は爽やかで清々しいのに家の中は蒸し暑い。夫がひどい花粉症なので、未だに洗濯物は室内干し。窓もあけられない。早く花粉おわってくれ。冬物の洗濯ができないから未だに衣替えもできない。
・今日の午後は、やりたいこととやるべきことが多く、色々な選択肢があった。一時は複数のやりたいことを同時に実現する方向で準備を始めたが、出かける直前に、今はやるべきことを片付けなきゃだめじゃん、ともう一人の自分の声が聞こえてきて机に戻る。ブログに報告。
_ [日常]かすかな期待を込めて
成人する前には既に音信普通となってしまった小学校の友人達。転校が多かったので、未だに連絡のとれる人なんてほとんどいない。最も長く通った小学校は、たまたま家族の都合でソウルに住むことになった子供達が集まるインターナショナルスクールで、幼稚園から高校まであった。色々な出来事があって思い出は沢山ある。卒業後はアメリカの大学に進学した生徒が多いと聞いたけど、その後は自分の国に帰ったのだろうか、今頃何してるかな。ふと思い出す時があり、その度に名前をネットで検索する。たいてい同じ名前が多すぎて特定不可能だったり、それっぽいけど連絡の取りようがなかったりで、諦めに入る。
今日も突然その波が訪れた。あれこれ検索してたら、顔写真入りのページを発見した。顔立ちは友人に似てる気もするが、彼女の国には彼女みたいな顔した人は沢山いるだろう。仕事は某国大使館秘書とあり、電話やメアドも書いてある。彼女も外交官の娘だったし、きちんとした英語ができてきちんとした母国語もできれば、この仕事を選んでてもおかしくはないよね。と一人勝手に想像し、知らないかもしれない人におそるおそるメールを出してみた。もし私の知ってるあなたじゃなかったらごめんなさい、捨てて下さいとも書いて。
返事は期待しない。さて、仕事に戻ろう。
_ ねね [お疲れ様です♪]
_ stasi [ありがとうございます。]