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stasiの日々


2005-12-13-Tuesday [長年日記]

_ [日常]指揮者って重要!

今年最後のゼミを途中で早退して上野へ。ソフィア国立歌劇場の「オテロ」、オテロのウラディーミル・ガルージン(はホール中央奥に声がよく届く)、 デズデモーナのアンドレア・ロスト(はR席に輝く声がよく響いた、L席は知らないが)はとっても良かった。しかし音楽がなかなか湧いてこない。舞台はピカピカ光ったり、旋律がドロドロしたり甘くなったりしてるのに、どの場面になってもすべて同じに聞こえる。緊張感が感じられなくて、響いてこない。オケの音もひとつひとつは悪くなさそうなのに。魅力がこんなにも詰まった舞台なのに指揮者はなぜそれを引き出さない?あーもったいない。ジョルジョ・クローチの作るヴェルディの音楽には共感できなかった。