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stasiの日々


2005-02-07-Monday [長年日記]

_ [日常] 今日はこんな一日

夫は相変わらず風邪で寝込んでいる。こんなにしぶとい風邪は結婚して初めてでは?私も気をつけなくては。

最初はB研究所バイトに行くつもりだったが、午前中のんびりしたら今日くらいは久しぶりに約束の無い日を過してもいいのではと思えてきた。午前中は新しく始めるバイト先に提出する書類の準備。健康診断書を提出しなきゃいけないが、めんどっちくて大学で受けなかった。大学の保健センターに問い合わせたら、安い診療所を紹介してくれて偶然にも家の近所だった。誕生日に書類作成してるのも悲しいが、平日にのんびりする日はそうそう無いので午後さっそく受けてこよう。

検診後に映画見るつもりだったが、時間かかってしまって上映時間に間に合わず。仕方なく夕食の材料買って帰宅。ホタルイカ沖漬けを作ったり、蛤の砂抜きしてから、再び外出し、マンガ喫茶へ。

_ [日常]初めてマンガ喫茶に行ってみた

一度入ってみたいと思ってたので、中途半端な時間を埋めるのにちょうどよかった。いざ入ってみると男ばっかで居心地はあまりよくないし、内装はきれいだけど部屋がなんとなく男臭いし、煙草っぽい。しかも歴史や文学関係を読んでみたいと思ってたのに、そんなマジメなものは置いてなかった。小さなマンガ喫茶なんて、きっとそういうものなのね。あまり好きになれる空間ではなさそうだ。

実はマンガって小学校の時に読んだ「サザエさん」、中学校の教育実習の先生がマンガの感想文をレポートに出したために読まされたもの以外に、読んだことが無い。親がマンガ反対の教育方針だったのと、マンガを読み始める小学生の時に海外で日本人との付き合いも無く、マンガの貸し借りができない環境だった。帰国してからも、たまたまマンガをよく読む人が周りにいなくて、今に至ってしまった。

そんなド素人が突然一人でマンガ喫茶に入ったので、一体どんなものがどこにどうあるのか、全体をざっと見渡しても見当がつかない。目的の歴史・文学ものも無くて、何を読めばよいのか分からず困っていたところへ、どうも最近流行っているらしい「のだめカンタービレ」を発見!助かった〜。とりあえず3巻までは読んだぞ!

しかし読み慣れてないからか、時間がかかる。「のだめ」だから飛ばし読みしたけど、文学ものとかで説明の多いマンガだったら、下手すると買った方が安くなってしまいそう。ま、そんなわけで誕生日に新しいことをやってみた。

_ [記事]大量の雑誌で床抜け、重傷 アパート、2時間後に救出

全く他人事ではない。

最近極力本は買わないようにしているが、出版部数の少ない貴重な専門書や、日本に無い海外の刊行物は仕事上どうしても購入せざるを得ない。おまけにカラー図版入りのものは大型本もあって嵩も重さも迫力満点。コピー物は時々スキャンしてデジタル化実行してるけど、スキャン作業よりコピる量の方がはるかに多いので、紙は増える一方。引っ越してから4年の間に、私の作業部屋はダンボール箱(内容は紙)がいくつも積み重なってしまい、知らない人が見たら引越し準備中かって感じ。ここは木造ではないけれど、床が抜けてもおかしくない状態だぞ。かといって不要な紙は一枚もない。困ったねえ。気をつけようもないけど、気をつけなければ。

_ [日常][料理]松の実のお粥

実家ではよく食べていたが、結婚して食べなくなったものって結構たくさんある。理由はいくつか。1、夫の好みじゃないために作っても一人で延々と食べる羽目になるから 2、作る手間隙が大変だから 3、母のような味にならないから 4、材料が安価に・気軽に手に入らないから 5、今まで特に食べようという気にならなかったから。こんなところか。

松の実のおかゆもそんな食べ物の一つ。食べなかった理由は5番で、今まで思い出しもしなかった。しかし最近テレビで韓国料理を目にする機会が増えて、ちょっと前に松の実のお粥が映って、久しぶりに無性に食べたくなったのだ。

夫の風邪も相変わらずだし、これなら栄養ありそうだし作ってみた。作り方は簡単。水に浸しておいたもち米を松の実、水と共にミキサーに入れて、細かくする。それを鍋に入れ、ミキサーにくっついた液体を取るように水を加えて煮る。これで完了。あ、塩も忘れずに。適度な塩加減が、香ばしさを引き立ててくれる気がする。

それで初めて作ったものを食べたのだが、母の味と比べると、もっと念入りにミキサーにかければよかったのと、もう少し松の実を多くしてもよかった(今日は1:1の割合)。母の作るお粥はトロ〜リとクリーミーだし、もっと香ばしいのだ。作り方が簡単なだけに、微妙な火加減や材料の量が味に大きく左右してくるのかもしれない。研究の余地アリ。