2005-03-02-Wednesday [長年日記]
_ [日常] 体調不良
朝、日光が顔に当り始め、シミソバカスができるぅー起きなきゃーと思う一方、ひどく重い何かが起きたくないと粘っている。起きてみると、未だに胃腸の調子が元に戻ってなくて、とても外で働ける状態にない。それでもブログに何か発信してみようくらいの気力は戻ってきた。
まだ頭が整理できてないが、どうも今回の体調不良は精神的なものが大きい気がする。もちろん飲みすぎで胃が荒れてるのもあるだろうけど。月曜に聞いた話を思い出すと、重いものがズシンときて胃がキリキリして来る。整理するのは、もう少し時間を置いてからにしよう。
ブランチにヨーグルトと干し柿2つ。
夕方、T研究所で会計処理の相談した後、ガレリア練習場所にチケットを受け取りに行く。本番前の意気込みが感じられて、楽しい気持ちになって元気になる。帰りにクリエイトで現像したスライドを受け取る。
2005-03-03-Thursday [長年日記]
_ [仕事][研究]韓国式宴会どうにかならないか?
敢えてこのカテゴリにした。今後、切実な問題だから。
韓国人とお酒の席を共にすると、カラっとしてて楽しいし、かなり密度の濃い時間となるだけに、後々まで一緒に過した事が深く印象に残ってすばらしいと思う。日本ではなかなかあんな席には巡り合えない。もっとも最近は昔に比べて韓国人同士でもそんなに熱く飲む機会は減っていると色々な人から聞くから、たまに再会したり、特別な場合にだけ行われる話だ。それでも私が韓国式宴会に遭遇するのは、韓国人が日本に旅行にやってきた時と、自分が韓国に行く時の二つがあって、どちらも「久しぶりに再会した嬉しい特別な機会」なわけだから、今後もかなり確率が高いだろう。しかも一度、韓国式宴会を一緒にしてしまったら、次回もほぼ必ず同じような飲み会となるだろう・・・。
それにしても、きつい。私はたまたま焼酎や日本酒は体質的にあまり飲めないので、それらを一気したり返杯返杯の繰り返しをせずに済むのは少しは幸いで、大目に見てもらっているのだが。それでも延々と飲み続けるのは大変だ。今後は久々に再会しても、韓国式の飲み方をせずにカラっと陽気になって、さっと終わらせたいものだ。それには適当に飲んだら、私の最も苦手とするカラオケに自ら誘って、大騒ぎする位しか術は無いのかもしれない。ふうう。せめて自分が旅行中のときはどうにか対策を考えないと。
2005-03-04-Friday [長年日記]
_ [日常]
朝9時半、T研究所へ。10時半に業者さんが来て私一人で打ち合わせ。DBについて。バイトにしては荷が重いが、単純作業より面白いからいい。昼過ぎにI氏が来て雑談。
15時半、根津のパン屋さんで遅い昼食をとってT博へ。唐招提寺には何年か前に学科の見学旅行で作品(「作品」ではなくて祈りの対象であり神聖な空間だったが)を一生懸命見たのを思い出す。T博で再会するなんてビックリね、と襖絵にも挨拶してきた。作品数が少ないだけにワイドスクリーンで映像を流したり工夫していた。
帰り、アメ横を抜けて御徒町へ。地下食品街や二木菓子、大量の魚を見て興奮するも、現実的に家でこんな大量に料理する時間と気力が無いことに気づき、素通り。最近色々やりたい家事がいっぱいあるのだが、下らん仕事が多すぎる。
帰宅して、冷蔵庫で余ってた野菜やら肉やらを鍋に入れて、一人鍋。
2005-03-08-Tuesday [長年日記]
_ [日常]
未だに「乞食学生」の曲がぐるぐる回っていて、頭を激しく振っても何しても全然離れない。相変わらず体調すぐれず、自宅で仕事を進める。明日のネイティブチェックにあわせて原稿2本を日韓翻訳。結構な量で今日はこれで潰れるだろう。それでも研究と違って、ちょっと時間をかければ確実に形になって完成するのだから、楽なものだ。
今月後半にソウルに行くことを思い出し、あわてて計画を立てたり航空券を探したり。年度末で仕事が詰まってるし航空券は無いしで、あたふた中。
小一時間ほど、銀座へ。外に出ると体調がよくないことを実感する。エノテカでお土産買って直帰。歩きながらでも眠れそうなほどフラフラする。これは風邪か?
休み休み明日に向けて翻訳を続ける。英語訳を参考にもらったので翻訳しやすい。江戸と東京を紹介する内容。→3時40分ようやく終了。ヘロヘロ。ねむい。
2005-03-10-Thursday [長年日記]
2005-03-11-Friday [長年日記]
_ [日常]
午前中、確定申告へ。早く気付けばよかったのだが、一箇所、源泉徴収証が届かなくて申告できなかった。それで源泉された分が戻ってこないのが、かなり悔しい。ちょっと贅沢なランチが食べられる程度の、微々たる額だけどさ。毎年わずかながらお小遣いがもらえると思って、ウキウキしながら確定申告に行ってたのに。今年はお天気と同じくどんよりだ。
最近、単純な翻訳など右から左へと、ただただ打ち込むという作業をしていて、それがひどい肩凝りの原因のようだ。横になっても背中が痛い。でも風邪は治ったみたい。
午後、T研究所へ。年度末の今頃になって本プロジェクト初打ち合わせ。打ち合わせするの遅すぎだってば。疑問点や決めることが多すぎて疲れた。
帰宅して夕食準備。久しぶりに肉味噌を作って春キャベツで巻いてみた。なかなかの出来。余ってたアスパラガスを輪切りにしたのと、チョングクチャンの豆、細かいシメジを一緒に入れた。あとは余分な油をキッチンペーパーで吸い取ったのも良かったのか、いつもよりパラパラに。
夕食後は、予定外にお手洗いの大掃除。バックミュージックにマタイ受難曲がガンガン流れていて、悲壮さ(?)を噛み締めながら掃除した。昨夏うちで小事件が起きて以来、余計な訪問者を極力避けようと窓を閉めっぱなしにしてたのがいけなかったらしい。今冬初めて結露が発生してしまったのだ。今後は窓に網を張るなり対策を考えなくては。
深夜。ウィスキーを飲みながら家族会議(二人しかいないが)を開いた後、そのまま眠くなるまで仕事。
2005-03-12-Saturday [長年日記]
_ [日常]
朝、夫がパチパチ入力していて、こちらは夢の中でパチパチ雑用メールを打った。
自宅でT研究所の仕事を進める。間に合うかなぁ・・・。
夕食はあり合わせでペペロンチーノ、ナスとトマトのパスタ、サラダ。パスタは二人で350gがちょうどいいという結論。
深夜、夫が「ルイーザ・ミラー」を流し始めて、こちらは突如全く仕事が手につかなくなりネットであれこれコンサート検索。行った気分を味わってみる。先週見たガレ舞台の感想も書いてみた。
_ [趣味]ミレッカー喜歌劇「乞食学生」ガレリア座公演 2005.3.6.新宿文化
ガレリア座の舞台を最初から最後まで純粋に観客としてちゃんと観たのは「ウィーン気質」と今回のみ。「天国と地獄」は受付が一段落してから観たっけ。せっかく観客になったので記憶が新鮮な内に感想をと思ってたが、体調不良と仕事山積みで一週間が過ぎてしまった。今さらだが、やっぱ一観客として率直な感想を書き留めておこう。
今回の公演、ガレリア座の魅力が最大限に前面に現れていたのではないだろうか。ものすごく研ぎ澄まされて洗練された中に、お洒落で、かつ熱いものを感じる舞台だった。公演後の夜に感動が残ることはたまにあるが、今回のように翌日、翌々日になっても「本当にいい舞台だったなぁ〜」という気持ちが強く持続することはそうそう無い。
特に印象に残ったもの。・ピフケとプフケ、舞台にピリッとスパイスを与えていてめちゃめちゃよかった ・オケは特に軽快な表現がよかった ・軍人5人組の「うっしっしっしめしめ」「えっへん」「がぁ〜ん」の様子がユーモラスに巧みに現れていて分かりやすく、絶妙なコンビだった ・2幕最後は本当に皆が乞食学生を嘲笑ってる感じがして、軍人5人組を恨み、シモンに深く共感した(シモンの演技よかった!) ・女声合唱がきれい ・ヤンとブロニスラヴァのデュエット聞き入りました ・舞台に登場する人物全てが意味を持って大きな存在感を担っていたのが、かなり印象的 ・お洒落な舞台美術に素敵な衣装、ヘアメイク、そしてあの照明!ビジュアルからも存分に楽しめた ・歌詞が聞き取りやすく、歌詞自体も分かりやすかったし、迫真の演技もあってパンフのあらすじを読まなくても内容を理解できた→素晴らしい! ・何といっても演出が素晴らしい、などなど。良かったことを具体的に書き出したらきりがないくらい。あとは全体的に楽しく明るく終わったという感が強いが、悲壮・深刻な色ももっと出せたらよかったかな。
でもこの舞台が素晴らしかったのは、舞台に関わった一つ一つの力が結集して、それが巨大な魅力となって観客に発信していたからに違いない。色々な人が色々な形で精一杯参加する点では今回も従来も変わらないだろう。でも観客として今回の舞台に新しさを感じたとするなら、きっと単に個々人の技術が高まったからだけではない。足りない所はそれぞれが長所で補い合いながら、力を合わせて作り上げたという印象を強く受け、それがじわじわと心に響いてきたのだと思う。舞台の見せ方(魅せ方か)がとてもよかったことも大きいだろう。今回の舞台は単に、あー楽しかった、みんな楽しそうだったね、アマチュアなのにすごいねに留まるのではなくて、もっともっと強力なパワーを舞台から感じたのがほんとに良くて、うれしかった。今後の舞台も楽しみ。
2005-03-14-Monday [長年日記]
2005-03-15-Tuesday [長年日記]
_ [日常]
昨夜3時半、ET博に翻訳最終稿を送る。T研究所の仕事も一旦区切りをつけて関係者に送った。体が冷え切ってしまい、布団に入っても寒くてなかなか寝付けず、気づけば夜は白んでいた。
午前中、ET博と連絡とったりあれこれ。午後はB研究所へ。
夕方、新宿小田急で母に会い、買っておいてくれたスカートを試着。お茶しながら近況を聞く。韓国語教室や韓国関連の集まりに行くと、オバサマ方が皆、韓国ドラマと俳優の話ばかり真剣になってて、もうウンザリ、それ以上の文化にまでは関心を持ってくれないという話を聞く。
夜。昨日夫にもらったチョコレートを食べる。濃厚。1日1個だけ食べる予定。
深夜1時前。ワインを飲みながら仕事をしていたのだが、夫が突然「魔弾の射手」を流し始める。これでまた仕事が手につかなくなった。それにしても懐かしいねえ!弾けないなりに必死に練習して何度もヴィオラ練や中低弦パート練を開いたことを思い出す。ヴィオラのおいしい曲だったんだよねえ。
2005-03-16-Wednesday [長年日記]
2005-03-17-Thursday [長年日記]
_ [日常][研究]ボスの反応
ボスからのメール。「良い反省の機会になったのではないでしょうか。相手にどう解らせるかということの困難さを自覚するというのも、良い経験でしょう」だってさ。
一言くらい事前に指導してよー。何度も持っていったけど一文字も読んでくれなかったのに。
2005-03-20-Sunday [長年日記]
_ [日常][趣味]伝統楽器Hの勉強会3回目
朝、韓国の胡弓の勉強会に参加。3回目とあって皆マイ楽器を手にしていて気合いを感じる。音階練習の後、曲に入る。今日は民謡アリランの半分まで。
先月まで一音でアップダウン繰り返す練習を相当やったからか、今日はこれまでになく音が出やすい。自分の手と弓と松脂と弦が一心同体になったようで、楽器がようやく馴染んできた感じがした。基礎練習って本当に大事なんだなあ。それで今日も響く音を出すことを意識して練習に参加。
この勉強会は、韓国の重要無形文化財の先生が練習会場を提供してくださっていて、参加もされているのだが、今日は途中でその先生がアリランの歌を教えて下さった。その先生がちょっと歌うと、それまで自分の弾いてた音は単なる音の連続に過ぎなかったのに、とつぜんメロディーに生命が宿って踊り出したようで、民謡がものすごく奥深いものに感じられて、感激した。民謡についてよく知らないけれど、あれは唱法の技術だけの問題じゃないんだろうな。プロの人っていうのはすごいなあ。
歌のメロディーを胡弓で弾いてる訳だから、歌を学ぶことで、楽器の音もきっと何か変わるに違いない。胡弓を弾いてる時は胡弓のことしか考えてなくて、楽しい時間だった。今は月1回2時間だけの、この時間が何よりの楽しみ。
_ [日常]バーゲンで疲れた
新宿に出て、昼食をHOKUOで立ちながらパンを食べた後、特設会場のバーゲンへ。実は場所を設けて開かれるバーゲンなんて昔、大学の知人に巧みな誘い文句に釣られて行ったっきり。とにかく大混雑してて息苦しかった。若者(まだ若者のつもり)の服自体があまり無かったが、それでも新年度に備えてお仕事服を探した。それで何度かの試着の末、黒のスカートと黒のパンツを割安で購入。やったぜ!会計に15分近くも並んだが、本を立ち読みして並んだから大して気にならなかったかな。
ところでパンツは裾上げが必要だったのでデパート本店まで持って行ったら、なんと裾上げ代に千円もかかった。裾上げなんてサービスでやってくれればいいのに。
それにしてもデパートの普通の売り場って、バーゲン会場でのように血眼になって探さなくても、素敵な洋服が皺もなくきれいに沢山かかっていて、しかも見やすくディスプレイされていて、買う人は楽でいいわね。古本屋を何軒もまわって必死で必要な本を探しまわった後、普通の書店に入ったら関連書籍がよりどりみどりたくさん並んでいて、新鮮さを感じるのに似た感覚。今日は覚悟を決めてバーゲンに行ったからいいけど(理由はない)、今後は積極的にはもう行かないだろうなあ。これだからお金がたまらないのかー。これが洋服売場じゃなくて、ごったがえしてる食品の市場とかだったら楽しいんだけどね。
2005-03-21-Monday [長年日記]
2005-03-22-Tuesday [長年日記]
_ [日常] 久々に外界に復活
午後、T大に証明写真を撮りに行く。4月からのバイト先で、スタッフ紹介に載せるらしいのだ。その後、総合図書館書庫でT研究所の仕事の締め括り。段々寒くなってきたので書庫を出て、折角なので開架図書も見てみる。入門書を2冊借りる。
夕方、スタバでコーヒーキャラメルパウンドとコーヒーを注文。早速借りた本を読んでみる。実によくできた入門書で不安がちょっと解消した。時代の特徴を大量の形で示すのではなく、例の提示は最小限にして、なぜこういう形になったかという背景を読み物形式でまとめたもの。こういうものが読みたかったのだ。編集者と執筆者のセンスが光るね。すばらしい書物に出会えたおかげで、結局2時間近く読書。しばらく家でぼけっとしてたが、久々に頭が刺激を受けて気分も爽快。お腹も空いた。
スタバを出るともう20時近く。ふらふらっと向かい側の書店に入り『おとなの週末技ありレシピ これなら簡単!家で作る旨いもの』(講談社MOOK)と、『dancyu4 めざせ!「肉料理」の達人』を衝動買い。特に後者は塊り肉の調理法と、夫が好きそうな煮込み料理が色々と載ってそうだったから。ホントは最近手芸もやりたくて本を手にとってみたが、さすがに現実的じゃないので諦める。気持ちが健康だと、やりたいことも増えて、それだけ仕事の能率もあがるってものだ。
帰宅して、ゆで卵を作る。一人の時じゃないと、ゆで卵食べられないからね。(←夫は、温かい半熟じゃないと進んで食べないから作り置きは難しい。)
夜、T研究所の仕事を進める。あと数日で私の手から離れるはず・・・。がんばろう。
_ [記事]MSNマネー:新生活特集「私の新人時代 vol.3 岩田健志さん」
わお!(Gan)2、おめでとう!
2005-03-23-Wednesday [長年日記]
_ [日常] びゃ〜
ここんとこ、ずーーーーーーっとT研究所の仕事をやってたのだが、今ようやく自分の担当が終了して次の人に受け渡したところ。当分エクセル開くのも嫌だ。さて出かける準備して、明日からはB研究所の仕事をやっつけなくては。いや、もっと厄介な仕事も残ってるぞ・・・。
_ [日常]ボスの壮行会
来週から一年間ボスはアメリカへ行ってしまうので、今日はいつものあそこで壮行会を開いた。今日のボスはいつになくご機嫌で、よくしゃべっていた。我が大学は学閥が無いからいつになっても雑草のように強くたくましく生きていかねばならぬ、と。用事あるOB達は入れかわり立ちかわり顔を見せに来た。M1のFちゃんはアルバムを作って先生にプレゼントした。ボスは一枚一枚写真を見ながらコメントしたりして、嬉しそうだったのでよかった。私も同期以上のOBが映ってる披露宴の時の写真を提供したので、OBも喜んでくれた。ほのぼのとした雰囲気で居心地もよかった。
たまたまボスの斜め前という良い席だったので、色々しゃべった。周りがうるさくて途中ボスの言葉は全部聞き取れなかったのが惜しいが、そこは自分で想像するとしても(笑)、あたたかい言葉で色々と考えをしゃべってくれた。何より今日はボスの目があたたかかった。あんな目は去年、学会発表した直後に「やればできるじゃないか!」と言いに来た時しか見たことない。今日はあの目を見ただけで十分。アメリカではヒマヒマらしいのと、今は指導する気満々みたいなので、この機会を逃さずに、いや、あの気力を持続させられるよう学生として刺激を与えなきゃいけない、くらいに思っている。
ボスは学部飲み会に参加するため20時に横浜へと経った。(今日は学部の卒業式で、園遊会というものが横浜で行われたらしい。)その後、残った人たちで2時間以上も色々と話を交わして、実りある時間を過した。先輩方の中には本業の他にも、別の分野でプロとして、あるいはそれに近いレベルで活躍している人が何人もいることがわかり、大きく励みになった。とりあえず私は今の状態から抜け出さねば。
2005-03-24-Thursday [長年日記]
_ [日常]
再来週のソウル旅行関連でいくつか振込みしようとT大へ行ったら、卒業式が終わったところだったらしく、あちこちで両親と卒業生達が記念写真を撮っていた。微笑ましい光景だねえ。私の大学は親が来てる学生なんてほとんどいなかったので、さぞかし母は居心地が悪かっただろうと今になって思う。
午後、B研究所へ。今日から月末までファイルメーカーと共に生きます。
3月中に片付けられるかぎりぎりのとこ。夫の帰りも遅いというし残業してみる。しかし18時を過ぎた頃から、時々ある研究員の行動が気になった。私が働いてるのを見て、自分の研究室に引き返してる感じ。たしかにその人は私が出勤表を提出する相手ではあるが、今やってる仕事に興味を持ってくれたことさえない。ま、気のせいか〜と思ったが19時過ぎても似たような行動が視界に入ってきたので、確信した。あの人は私が帰らないと帰れないのだ。私も小腹が空いてきたことだし、まぁ今日は帰ってあげよう。→帰宅して間もなく雨が降り出したので虫の知らせだったか。
根津の赤札堂に寄って帰宅。納豆・メカブ・卵・バターをパスタに和えて夕食。なかなか。
2005-03-25-Friday [長年日記]
_ [日常]
昨夜も眠りがよくなくてほとんど30分おきに目が覚めた。朝はいつまで寝てようか布団の中で考えたりお布団をかぶって寝る努力もしてみたが、あまりに日差しが眩しすぎるので起きることに。
大量にたまった洗濯物を室内に干して、たっぷり朝食をとって、慌ててB研究所へ。今日はT大前が華やかで大賑わい。どうやら昨日見た人達は卒業式じゃなくて博士様の学位授与式後だったらしい。どおりで昨日は博士帽かぶった人達が修了証書を持って写真撮ってたわけだ。なんてことを考えながらチャリを飛ばしてると、G大も今日が卒業式で正門前には振袖着た人達でいっぱい。朝からきれいなものをたくさん見て、卒業式気分をお裾分けしてもらった。
今日も研究員がひそかに私の帰りを待っているのが分かったので(待ち伏せという意味ではない)、19時半頃引き上げてくる。家で持ち帰ってやろうと思って一応データはCDに焼いてきた。
根津の赤札堂に寄るが、そんな時間だともう野菜は品薄。仕方無いね。夫に温野菜位は準備しとこうと思ったが、帰宅したら調理する気力はもう残っていなかった。それより自分の夕食を考えなきゃ。冷凍庫をあさってみると、一人分にはぴったりのお惣菜がちょこちょこ出てきて、適当に解凍。録画しといた韓国ドラマ「パリの恋人」を見ながら、冷え切った体をコタツであたためる。ふうう、外は寒かった。
夜、E作業を進める。
_ [仕事]勇気を持って断ってみた!
いつもお世話になってる編集者さん経由で、小さなお小遣い稼ぎの話が飛び込んで来た。本を読んで感想文を書いて欲しいという依頼。今、韓国で売れてる本を日本で翻訳本にして売り出そうという企画らしい。で、企画書を作るために必要な情報を提供するというもの。ちょっと2、3日の時間があればできそう。それに違う部署で知り合いができるというのも、こちらにとっては良い話。
しかし1〜3月に学んだのだ。一つ一つは小さく、適当に面白そうで、負担の無い話でも、積もると大変な重圧になるということを・・・。来た話は基本的に拒まない姿勢は今後も保ちたいけれど、今はもう本当にあっぷあっぷ状態なので、それはお断りしてみた。その代わり誰かに話を紹介するつもり。誰かやってくれるかなあ。
2005-03-27-Sunday [長年日記]
_ [日常]
今日は、先日裾上げを依頼したパンツを受け取るついでに、4月から始めるバイトのために春夏用の仕事服を買おうと思ってた。しかし今週末に二つの仕事を終わらせる予定だったことを思い出す。一つは必要な書物が二冊足りないので中断。もう一つはまだ手もつけていなかった・・・。がーん。洋服なんて買ってる場合じゃない。そんな訳で自宅でまずは構想を練る。途中、煮詰まって韓国ドラマ「パリの恋人」を見る。このドラマ見るのが最近の小さな楽しみ。
午後、先日JANISで借りたCDを返しに行く。途中、既にJANISに返却を済ませたkyoro99さんにばったり会う。返却日が昨日だった上、6枚も借りてたので延滞料金だけで900円も取られてしまった。がっくりだが、また新たに借りてきた。帰り、日曜でも開いてた古書店に入ってお目当ての本を探すが、無いものは無い。
2005-03-28-Monday [長年日記]
_ [日常]
一日B研究所で仕事。うんと集中して頑張った。15時頃、ひょっとしてこの仕事は無事に終わることができるのかもと思う。ようやく終わりが見えてきたら、ちょっと気が楽になった。
夫は今日も遅いというので、一人夕食。少し気が楽になった分、台所に立とうという気力がわく。つくづく自分の懐は狭いなぁと実感する。ってちょっと日本語が違うか。温野菜をちょこちょこと、最近マイブームの納豆パスタ。
夜、携帯に韓国の翻訳会社の人から電話かかってきた時、自宅の電話が鳴り留守電になってしまう。3〜4年前に登録した翻訳会社からで、急ぎの韓日翻訳があるので明日また電話するという。電話じゃなくてメールくれればいいのに。明日も連絡取れないからこの話は流れたね。ここんとこ、こういう単発の仕事が増えている。韓ドラ波紋なのか日韓国交正常化40周年の影響なのか偶然なのか。こちらが単発仕事を待ってる時は何の音沙汰も無いのに、引き受けられない時にこんなにも話が来て、うまくいかない。
_ [食]Jean Paul Hevin のチョコレート
フランス旅行の新たなお土産で、今日もおやつにパリのマカロンを食べた。外はサクっとしていて中は重厚。今日は黄色いマカロンだったが、酸味が効いていておいしい。コーヒーに合いそう。
同じくパリお土産で、ジャン=ポール・エヴァンの、500円玉を薄くして10円玉色にしたようなチョコレートを頂く。一口サイズにちょうどよい大きさで、もう一枚食べたくなる。でも我慢した。パリでこの店は日本人ばかりで現地人は全然いなかったらしい。日本でだけ有名なのか?パリの人が「日本で有名なフランスの職人はフランスでは誰も知らない」と話していたというが、半分ホントだとすれば外国ものの受容のあり方が中世の中国もの受容とあまり変わってなくて、面白いなと思う。でも何とかという有名なチョコレート屋さんは現地人で賑わってたらしい。
2005-03-29-Tuesday [長年日記]
_ [日常]B研究所バイト最後の日
昨夜寝たのは4時過ぎだったのに、朝、日光がまぶしくて隣の布団に移動した時には夫は既に仕事をしていた。夫に朝食を出して、自分用にお弁当も詰めて、B研究所へ。今日で長いことやってきた仕事に一区切りつける予定。うんと集中。さて終わるかな。
昼過ぎ、いつも昼食やおやつでご一緒している職員の方に、来年度はもう来ないという話をしたら、その方のところで仕事を作って下さることになった。もし実現すれば、おやつの記録も続けられる。
一人大戦闘モードで仕事を進めるが、おやつの時間にちょっと休みすぎてしまって時間の計算が狂った。激マズな物を食べて、とてもすぐに席に戻る気持ちにならなかったのだ。でも何とか形にはなった。あと1時間ほど作業すれば、今の段階では完璧な形になったのだが、もう部の飲み会は始まってしまってるので、無理やり終わらせた。あ〜終わった〜。年度内に終わって本当に良かった。ほっとした。「長い間お世話になりました」みたいな挨拶を一通り済ませ、タクシーで神保町へ。
咸亨酒店で十数人でテーブルを囲み、かなりの種類を満喫。今日は就職してバイト辞める人達のお祝い会と聞いて参加したのだが、最後に私までプレゼントを頂いてびっくり、でも嬉しかった。それでタクシー代もご飯代もすべてご馳走になってしまった。
その後いくつかお店を探すも10人だとなかなか空いてない。結局「福の木」で23時半過ぎまで二次会。帰り、水道橋駅で皆と解散した後、夫に電話したらまだ研究室にいるという。それで夫の大学まで歩いて、一緒にハシゴして(ハシゴは私だけか)帰宅。
_ [趣味]フェニーチェ歌劇場 再建記念コンサート
5月17日(火) 7:00PM 東京文化会館大ホール
席種・料金 S-14000円 A-12000円 B-10000円 C-8000円 D-6000円
_ [食]咸亨酒店
寧波の家庭料理、紹興酒の店。どのお料理もおいしかったが、気に入ったのは「蜂の巣(のなんとか)」と「子スミイカと彩り野菜のさっぱり和え」。以前「髪菜」というものがおいしかったらしいが、普段はメニューにない。
_ [食]激マズおやつ
いやーっ参りました。これで私が超人気有名人だったらようやく「食わず嫌い王決定戦」に出られるよ。今まで嫌いな物が思いつかなくて、呼ばれたら困るなぁと思ってたのだが。(呼ばれないよ!)あまりにも衝撃的で、これを記録せずに次に進めない。
インドネシア土産。ネトネト感、口ざわり、見た目など全ては羊羹のよう。三角形の一口サイズの羊羹が透明なラップに包まれている。疲れた時のおやつに美味しそう。物としてはマレーシア製でお土産用にきちんとパッケージされた上品なお菓子で、インドネシアにも同じものがあるそうだがツブツブしていて、もっとおいしくないそうだ。庶民用のは油紙に包まれているしい。
一口サイズをさらに3分の1にして、ぱくっと口に入れた。うへぇ〜!最初口に入れた時が最もひどくて、味はまるで都市ガスが腐ったよう(ガスは腐るのか?)。なんとか飲み込んだ後、他のお菓子を食べたりお茶飲んだりしたが、ねっとりとした都市ガスが食道にまとわりついて、しばらく気持ちが悪い。なんと強烈な食べ物!ちなみに原材料は米、ココナツ、ドリアン。実はドリアンって食べたこと無いのだが、暑い熱い現地で食べる果物はきっと格別においしいのだろう。ひょっとして高麗人参関係も、初めての人にはああいう印象なのだろうか?私には懐かしい味だが。
_ [食]AMARETTI VIRGINIA
激マズおやつに続き今度はイタリア土産のアマレッティ。アーモンドの焼き菓子。色とりどりの包み紙は端がボンボンのようにピラピラになっていて華やか!センス素敵ね。一つを半分にして頂いたが、それでも濃厚で満足。濃いコーヒーに合いそう。
2005-03-30-Wednesday [長年日記]
_ [日常]束の間の開放感
朝、母から電話。今晩一緒にカムジャタンを食べに行かないかとのこと。しばらく考えるが今日はカムジャタンを食べるほど心身が元気じゃないので、断った。週末締切の原稿がかなり気になっている。まだ全然書き終わっていない。
夫が携帯を忘れて出かけたことに気付く。洗濯機を二回まわし全部干し終わったところで大学に届けに行く。帰りにものすごく久しぶりにスポーツクラブへ。体力がひどく落ちたことを改めて実感する。今年はプールにも入ってみようかな。そういえば炭水化物ダイエットしてたのに、いつの間に挫折しちゃったんだろう?また始めてみるか。大好きな高級マッサージチェアに座って全身疲労回復コースをやってみる。マッサージチェアも進化していて15年前とは全然性能が違う。
帰宅して久しぶりにリフレポイントに電話すると、たまたまキャンセルが入ったとかで夕方に予約。T研究所に書類を提出しに行った後、17時から至福の70分を過す。
帰宅して、懸案の原稿にとりかかる・・・はずだったが煮詰まって、ブログをまとめて書く。昨日大きな仕事に終止符を打った上、長く勤めたバイトまで辞めてきたので、久しぶりにこんな一日を過してもいいだろう。
Before...
_ stasi [そういえばそうでした!何かあるとしばらくは適当に流すことを覚えてるのですが、喉元過ぎればで、最近はすっかり忘れており..]
_ 夫 [「屋根部屋の猫」を彷彿とさせるおもしろさなら、僕もみたい!]
_ stasi [今回のドラマではあまりに女っぽく可愛くなってて、ずっと気付かなかったんだけど、主人公の女優がジョンウン役の人だったよ..]