2005-02-20-Sunday [長年日記]
_ [趣味] 伝統楽器Hレッスン
今日は先月から始まった月1回の合同レッスン日。皆まったくの初心者なので、まずは音を出すことから始める。バイオリンもそうだが伝統楽器Hも最初はホントにギコギコという音しか出ないのだ。左手の指を一つ押さえ二つ押さえ、と一つの音に対して、弓をアップダウンさせる練習を繰り返す。前回は早く曲に入りたいなぁと思ったが、今日はこの練習がかなり良い勉強になることに気付いた。
ヴィオラでいえば、第一ポジションで開放弦から始まり各弦を左手1〜4の指で弦をおさえ、一音ずつ弾きながら音程や音の響き、弓の運び方などを確かめる練習に通じる。ここで自分の音をじっくり聞いて練習していると、フォームが安定して、曲に入った時でも響く音が出しやすくなるのだ。
伝統楽器Hも弓をただ左右に動かすだけでは先生のように響く音が出ない。何かコツがあるに違いない。それに左指は動かしてないのに、どういうわけか音に高低がつくことがある。てなわけでいかに一定した音、響く音を出すかを意識し始めたら、基本練習が突然楽しくなった。