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stasiの日々


2005-08-02-Tuesday [長年日記]

_ []東京からシンガポールへ

結局ほとんど睡眠はとれなかったが、朝一のスカイライナーに乗って成田へ。シンガポール航空の手続き場所では、きれいな人がキャンディーをくれて朝から気持ちが良い。飛行機に乗ると客室乗務員が素敵な制服を着ていて、どういう構造になっているのか気になる。ピエール・バルマンのデザインだそう。シンガポールまで6時間位だそう。韓国映画「B型の彼氏」(2005)を見る。イ・ドンゴンとハン・ジヘの組み合わせ、とても楽しんで見たドラマ「ランラン18歳」と同じだね。しばらく乗っていると大好きな機内食が出てきた。夫とタイガービールで乾杯。

シンガポールのチャンギ空港に無事到着。空港は広いし開放感を感じる。お手洗いは一つ一つスペースが広く、足が見える高さにあいていて欧米式(?)。何よりきれいだ。数時間の余裕があるので小腹を満たしてくれる所を探し、シンガポール麺屋に入った。私はシンガポールラクサという、シンガポール版カレーうどんみたいなものを注文。それがココナツミルクベースのカレーに入った麺で、見た目よりはこってりしていない。色々と付け合せのスパイスを入れてはみたものの、私の口にはいまいちぴんとこなかった。

セブンイレブンは色々な要素が入り混じってるようで面白い。ぱっと見は上海で入ったコンビニを思い出す。味の予想ができないお菓子が色々と入ったケースが置いてあり、好きに取れるようになっている。ドーナツも売っている。漢方薬ちっくなもの(たぶんクチャクチャ噛むものだと思う。台湾で買ったことがあった。)の詰め合わせなんかも売っている。その他、各種ドライフルーツが置いてあって、隣同士に並んだ製品でも輸入元は異なる。チョコレートや飴は欧米のものが勢ぞろい。韓国と同じように、新書サイズ以上の大きなポケットティッシュも発見!ティッシュ3つとミネラルウォーター購入。

まだまだ時間があるので、Eゲートの方に戻ってマッサージ屋さんに入る。どのコースで何をどうするか、何時までにどうしたいかをすぐに英語で説明できず少し時間を無駄にした。結局私はフットバスに浸かった後(ゼリーみたいな液体に足を入れた)フットマッサージを30分受け、次に上半身を30分受けたところで夫にもう飛行機の時間だと呼びかけられ、最後の仕上げマッサージは受けずに走って搭乗口へ。とても上手なおじさんだったので体は軽くなったが、チャンギ空港は広かった!乗り遅れるには十分すぎるほど余裕があったけど、きっと夫はとてもハラハラしていたに違いない。

_ []シンガポールからインドへ

そんな訳で飛行機に乗った時は、もう他の乗客はほとんど席についていた。東京からシンガポールに向かう機内とは何だか雰囲気が違って一瞬ぎょっとする。まず独特なにおいが気になる。スパイスのにおい?機内食のメニューを見るとヒンディー語らしき文字が書かれていた。さっそくインド風料理を食べようと気合満々になるが、間違えて洋食を頼んでしまった。夫は間違えてインド食にしてしまったのでホントは交換したかったが、夫はこれを食べる!というので洋食をそのまま食べた。ま、明日から毎日インド料理漬けだから、いいっか。私の席の隣はオレンジ色のパンジャビドレスを着たインド人。同時にお手洗いに立ったので、しばらく立ち話をした。

15歳の息子がオーストラリアに住んでいて、帰ろうとすると泣いてしがみついてくるものだから、なかなか帰れず3ヶ月ほど滞在し、久しぶりに帰国する。政府系のお土産物やさんは高いから、買う時は市内の市場で買った方がいいわよ。今、自分の着ているような服は800ルピーも出せば買えるわ・・・といったことを話してくれた。なにしろ激しいクセのある英語で(と言い訳してみる)、あとの言葉は単なる音にしか聞こえなかった。

ところでシンガポールからインドまでも6時間くらい。単純に飛行機の出発・到着時間だけを見て、3時間くらいだと思っていたのだが、実は時差があったのだ。なんてこった!ずいぶん長いこと飛行機に乗ったものだ。インドにも無事に到着。国際空港にしては狭いか。外に出るとプラカードを持った人達が行列して溢れかえっている。あの人達は誰を待っているのか?義父が迎えに来てくれていた。一歩外に出ると、夜遅いにも関わらず空気がもわーっとして暑い。車に乗って義父のアパートメントへ向かう。暑い国の雰囲気は漂うが、夜走る道はきれいだ。